谷川東黒沢遡行ウオータースライダー

実施日 2025年8月6日(水)

参加者 5名

 

【行動記録】

8月5日 武蔵浦和22:00―関越自動車道-水上IC―0:30土合駅 仮眠

8月6日 5:00起床―6;00土合駅―6:10土合砂防堰堤―6:50ハナゲの滝―8:10折り返し点―10:30土合駅―11;50花湯スカイテルメリゾートー15:35武蔵浦和

【山行記録】                                       

東黒沢は湯檜曾川に流れ込む非常に美しい癒し系の沢登ルートだが、降水時には水量が沢幅いっぱいに広がり、またナメ岩なので大変危険になる。午後から雷雨予報のため午前中に駐車場に戻る計画で出発した。

今回のメンバーのうちの三人は沢登り初体験で、新調の沢靴を履いてのワクワクの出発だった。入渓してすぐはゴロゴロの石の普通の渓流という雰囲気だったが、次第に大きな石や小さな滝、ナメ岩が現れ、ハナゲの滝に着いた。ハナゲの滝は流れる水流が白い鼻毛のように見えることからの命名らしいが、鼻毛に似つかない美しいナメ滝だった。

 少し上ると白毛門沢と東黒沢の分岐があり、右の東黒沢を進んだ。左に行けば白毛門に到達するらしく、その先にどんな難しいルートがあるか分からないものの、行ってみたい気がした。

2時間登ったところで予定どおりに折り返すことになり、ロープとアッセンダーを使って巻き道に登り、途中の長いナメ岩では懸垂下降をした。登る時にどのあたりでウォータースライダーができるのか気になっていたが、歩いて下るには滑って危険な箇所がスライダーには最適で、全員子供にかえってずぶ濡れになって楽しんだ。最初に水に浸かるまでは少しためらったが、一度濡れてしまえばテンションが上がって楽しめた。

下りは滑りそうで危険なので何回か登山道に上がったり沢に降りたりしたが、沢の下の方でチビッ子達の川遊びツアーに出会った。ガイドさんが川に石を置いてせき止めて水溜まりを作って遊べるようにしていて、沢のところどころにあった石の堰の所以が分かった。

早朝はアブが多くて車から追い出すのに苦労したり、車にまとわりついて白毛門駐車場に停められなかったが戻った時は虫がいなくて、どういう条件で虫が出るのか知りたいと思った。

時間がたっぷりとあったのでゆっくりと温泉に入り、昼食も摂り、充実した一日だった。あんなにきれいに見えた沢の水でも濡れた衣類や靴は沢臭くなるので早く洗濯を、という古澤代表のご指導で帰宅後に早々に洗濯を済ませた。今回も楽しみつつ懸垂下降やへつり歩行のご指導ありがとうございました。

記 池田