西穂高~ジャンダルム~奥穂高 縦走
実施日2025年8月20日(水)~22日(木)
参加者6名
【行動記録】
8/19 22:00新宿西口―中央自動車道―松本IC―2:00さわんど駐車場▲
8/20 起床5:00―タクシー5:30―上高地バスターミナル6:00―西穂登山口6:30―西穂山荘▲9:30
8/21 西穂山荘4:00―西穂独標―西穂高7:40―天狗のコル10:40―ジャンダルム12:20―奥穂高14:20―穂高山荘16:30
8/22 穂高山荘5:45―涸沢7:30―横尾9:30―上高地14:00―沢渡駐車場14:30―温泉15:00―新宿西口21:00
【山行記録】
天気晴れ、爽やかな空気が気持ちいい。西穂登山口から登山開始。
今日は西穂山荘までなので気が楽だった。途中でキヌガサソウの葉を見つけ、裏にとげがあると教えてもらい実際に裏面を見ると触れると痛いくらいのとげがあった。その後、ブルーベリーより3倍位大きなサイズの紫色の実を見つけ、これはサンカヨウの実だとおしえてもらった。
休憩を取りつつも9時半には西穂山荘に到着。宿泊手続きは13時からとの事。それまでの間、持参のお菓子や名物の西穂ラーメンを食べながら談笑する。
小屋の人があわただしい様子だな、と思っていると「これからヘリが到着します、外にいる人は小屋の中へ入って下さい、終わるまで絶対に外に出ないでください。窓も開けないで下さい」とアナウンスが。
小屋は満員状態。多くの人が窓越しに写真を撮ったり、様子を見守る。
無事荷下ろし、荷揚げが終わる。小屋の中にいても、汗が冷えて肌寒くなり、早く部屋で着替えをしたかったが受付時間までまだ時間がある。軽い頭痛あり薬を飲む。
やっと時間になり部屋に入る。まずは荷物整理や着替えをしてさっぱりした。そして夕食までの間は小屋の外でお湯を沸かしお茶タイム。Nさんが漬物の差し入れをしてくださりみんなでつまむ。美味しかった。
小屋のすぐ前がテント場で20張り弱、色とりどりのテントが並んでいた。
夕食後外に出てみたらガスが出ていて、遠くで雷が鳴っている、、、と思ったらあっという間に激しい雨が降ってきた。
消灯時間後は眠れたが、いつもより早い就寝時間のせいか何度も目が覚め時間を確認してはまだなのか、、と思った。
8/21 3時起床、前日に用意してもらったお弁当を食べる。
各自準備をして4時半前に出発。今日の行動時間は約12時間、長い一日になる。
赤岩岳、間ノ岳、間天のコル、逆層スラブ、天狗の頭、天狗のコル、ジャンダルム、ロバの耳、馬の背、、、と神経を使う場面が沢山ある。
代表から目印を探すよう指示あり、先頭二人で目印を探すも目印が薄かったり、遠くにあったりしてなかなか見つけられず、何度か引き返すことがあった。
目印は奥穂から西穂へ向かうルートの方がしっかりついているように感じた。
心配していたポイントも岩が乾いていたので快適に登ることが出来た。ジャンダルムには天使がいると小屋で談笑しているときに聞いたので写真を撮りたいなぁ、と思っていたがみんなで探しても見つからなかった。下山中、穂高岳山荘目前でヘリの荷下ろし&荷揚げをやっていた。小屋の人から動かず、姿勢を低く取って待機しているよう指示があり、ヘリの様子をじっと見ていた。
16時半 穂高岳山莊到着。無事にたどり着くことができてほっとした。夕食を済ませ20時半消灯。身体はくたくたになっているのに今日のルートの余韻が強かったせいか全然寝付けなかった。
8/22 4時起床。日の出は5時12分だったが、外に出て明るくなる様子を眺めていた。5時15分から朝食をとりトイレなど済ませ、5時45分下山開始。9時半横尾本谷橋通過、14時上高地バスターミナル到着。代表よりジャンボタクシー手配指示あり。受付に行くと丁度1台帰るところとのこと。すぐにつかまりほっとした。
いつもの温泉へ向かうと駐車場はほぼ満車だったが、お風呂にはお客さんがおらず、貸し切り状態だった。その後コンビニで夕食を買い、渋滞に巻き込まれたが21時ころ新宿到着、解散となる。
なかなか行くことのできないルートに安全に登ることができて、代表に感謝します。そして安全に運転して下さった方、一緒に参加したみなさま、楽しい山行をありがとうございました。
記録 岩渕