雲ノ平
2025/8/14(木)~8/17(日)
参加者6名
◆行動記録
8/13 22:30竹橋駅出発(毎日あるぺん号利用)
8/14 6:40折立登山口到着― 7:45出発―13:50太郎平テント場到着
8/15 4:00起床―4:55出発―5:18太郎平小屋にて朝食―6:00出発―8:53薬師沢小屋―13:15祖母岳―13:40雲ノ平山荘
8/16 4:30起床―5:55出発―7:40祖父岳―9:07ワリモ岳―10:05鷲羽岳―12:52三俣蓮華岳―13:45丸山―14:44双六岳―15:50双六小屋
8/17 4:00起床―5:02出発―6:25弓折岳―7:13鏡平山荘―10:16ワサビ平小屋―11:38新穂高温泉バス停―奥飛騨の湯―20:30新宿解散
◆行動記録
今年度フレスコにおいて最長日数3泊4日をかけての雲ノ平山行の記録です。難しい登山道は少ないものの、累積標高差が3200m超え、距離42.2kmと非常にタフで充実度の高いものでした。参加会員の大半が初めての3泊山行。食料をいかに工夫するか、水も同じくで、準備段階からメンバーで相談しあったりアイディアを出し合ったりして当日に臨んだ。
1日目:折立からの登りはいきなりの急登。しかし裏銀座の山々の登りはつまりは平均的にこのくらいの斜度だったなと振り返って思う。この日は体を慣らすためにも行程の最短移動距離。早めに太郎平テント場に着き乾杯した。
2日目:朝食は全員で太郎平小屋で注文しておいたお弁当。温かいちらしずしを薬師岳を眺めながらいただいた。今夜は憧れの雲ノ平山荘に泊まる。期待に胸を膨らませて木道を出発!ところが・・3時間かけ渡渉しながら(水量は非常に少なかった)到着した薬師沢小屋を過ぎるとさらなる急登が2時間以上続く。ツルツルと苔むした大きな岩を三点支持で登り続け、天国はどこ天国はどこ・・呻くように登る。登っても登っても着かない登山道。ようやくアラスカ庭園に到着したら涙が出てきた。さあ、天国まであと少し。荷物をデポして祖母山に登り、雲ノ平山荘に到着した。見渡せるのはまさに桃源郷といわれる景色。頑張った甲斐があった。夕食は山荘名物の石狩汁。具だくさんでお腹いっぱい!全員がおかわりした!その後談話室で懇談し眠りについた。
3日目:疲労度と重荷を考慮し、計画を変更して水晶岳はパスすることにした。それでもこの日は一番のロング行程12.4km。祖父岳、ワリモ岳、鷲羽岳、三俣蓮華岳、丸山、双六岳と縦走する。アップダウンの繰り返し。山頂につけば300mの下り、そして500m登る、そして稜線歩き。体力は使うが景色が力をくれる。双六岳からの「天空の滑走路」はあいにくガスの中だったが、Mさんの音頭でみんなで飛行機型を作ってブーンと飛んでみた。双六小屋は非常に寒く、食事はテント毎に摂り、20時就寝。
4日目:最終日。弓折岳に登ったらひたすら下る。新穂高温泉へは人気の登山道、行ってみたかった小屋がいくつもある。が、帰路のバスの時間が決まっているため時間によってはスルーだとSリーダーからお達しが出ていた。しかしみんなの頑張りで鏡平小屋ではクリームソーダ、わさび平小屋では冷え冷えのスイカなどゆっくり満喫。長い林道を歩き新穂高温泉バス停に到着。4日分の汗を流したら館内の食堂で昼食。あるぺん号は1時間ほど遅れて新宿に到着、その後解散した。
バスから含めると4泊5日、体の不調を抱えるメンバーも少なくない中、励ましあい協力しながら無事に下山できました。急遽リーダーを引き受けてくれたSさん、時間を読みながら長い山行をまとめてくれたご苦労は大変なものだったと思います。共同装備重かったけど、もっともっと背負ってくれている男性を思うとありがとうでいっぱい。テントで楽しくほっとした時間を過ごせたのは女性メンバーのおかげです。最後になりましたが、この素晴らしい計画を立ててくれたけど来れなくなったUさん、毎日あなたの話をしながら登りましたよ。ぜひリベンジを!そしてお隣の山からきっと檄を飛ばしてくださっていたであろうF代表、ありがとうございました。
記録 S・A