夏の雨飾山

実地日:2025/8/13(水)

人数:7人

【行程】

8/12 武蔵浦和駅22時→所沢インター→信越道経由→長野インター→0:45道の駅白馬(仮眠)

8/13 4:30起床 道の駅白馬4:45→雨飾高原駐車場6:10→9:45雨飾山10:20→

→13:30雨飾高原駐車場→八方の湯15:45→白馬農場ジェラテリア→長野インター→武蔵浦和駅21:15解散

 

【雨飾山】

日本百名山の一つで、新潟県と長野県の県境、頸城山塊の西側に位置する。

山頂に祭壇をまつり、雨乞い祈願をしたことが名前の由来と伝えられている。

またこの山は糸魚川の漁師達が海に出た時の目標にもなっていたそうだ。

 

【山行記録】

霧雨の中、家をでた。連日の猛暑が少し落ち着いた感がある。

中央道の渋滞回避の為、信越道経由で長野インターからアクセスする。

お盆休み中の人々が多いようで、平日とはいえ、高速道路はトラックより自家用車が目立つ。

目的地の道の駅白馬の駐車場は満車で、車中泊の多さに驚かされた。

向かいのドライブインに車を停め、霧雨降る中、少し仮眠をとった。

まだ薄暗い中起床しすぐに雨飾高原登山口に向かう。

駐車場にはウォシュレット付きの綺麗なトイレと休憩舎があり、人気のキャンプ場がすぐ横にある。

天気予報は朝は曇りで昼から晴れる予報だったが、駐車場では小雨だった。

上下レインを着て、脇の登山口から歩き出す。

片道4.4kmを400mごとにある標識を目印に進む。

始めは山からのせせらぎに沿った平坦な道が続く。

2/11の標識の所でレインを脱ぐ。既に汗だくだ。

そこからはブナの原生林の急坂を上る。

ブナ平を過ぎた後に携帯トイレブースがあり、興味深々で中を覗くメンバーもいた。

荒管沢にはまだ雪渓の残骸が残り、ミストシャワーで一息つく。

水量は若干多いようだった。

そこから数か所ある木製の梯子を上り、ガレ場を抜けると笹の林が広がる笹平に出た。

稜線は高山植物のお花畑となり、皆の写真タイムが止まらない。

目指す山頂はガスガスで、晴れていれば山頂から360度の展望、日本海側も眺望できるらしいが

今日は心の目で見るしかない。

山頂には多くの登山客がいて、皆、乙女の横顔を一目見ようと長めの休憩タイムを取っていた。

私達も乙女待ちだったが結局出会えず。名残惜しいが下山を開始する。 

途中、うっすらと見えた時があったが、写真ではほぼ白になっていた。残念!

乙女に会うのはまた次回のチャンスに持ち越しとなった。

下山は滑らないようにゆっくり慎重に降りて行く。

予報通り青空と太陽が顔を出し、今だったら乙女に会えたかも、だけど暑いよねと話しながら無事下山した。

立ち寄り湯として考えていた200年の歴史を持つ温泉は、混雑で諦め、白馬八方の湯に行く。

八方の湯では満車の駐車場になんとか駐車する。温泉内も家族連れでにぎわっていた。

高アルカリ性の天然水素温泉。美肌の湯で汗を流した。

白馬農場ジェラテリアに移動し、自分ご褒美のジェラートを堪能。

その後に立ち寄ったコンビニの混雑ぶりにも驚かされる。レジ対応が追い付かないようだ。

途中、関越の渋滞があったが、予定通り武蔵浦和に着き、解散となる。

本日同行いただいた全ての皆様、楽しい山行をありがとうございました。

 

    中村