高山植物の権現岳
【日程】2025年7月9日(水)
【参加者】5名
【行動記録】
7/8 22:00新宿集合→24:10道の駅こぶちざわ→24:30仮眠(車中)
7/9 4:00起床→5:00天女山駐車場→5:10天女山登山口スタート→8:50
三ツ頭→10:10権現岳→10:30山頂出発→11:15三ツ頭→14:25駐車場
→15:00アクアリゾート清里→16:00出発→須玉IC→18:30新宿
権現岳は赤岳の隣、八ヶ岳連峰の南側に位置する山。信仰の対象となる山で山頂には鉄拳が突き刺さっている。八ヶ岳信仰の中心地と言われる歴史を持つ。
南八ヶ岳は北八ヶ岳と異なり、急峻な場所が多く荒々しい雰囲気の登山道が多い。鎖場があり、北アルプス登山前の練習場として登山をしている人が多い。
【山行記録】
距離:10.7km 累積標高1282m 歩行ペース1.0(登山アプリの記録より)
天候:曇り、時々晴れ
5人なのでテントは出さず、車中にて軽く上着をかける程度で十分な気温。
天女山駐車場に移動し、車中で軽く朝食を取る。駐車場には2台停まっていた。
朝靄の中、出発。両脇に朝露に濡れた笹が茂ったゆるやかな登山道を進む。
この「朝露に濡れた笹」が厄介で、歩き始めは笹が足首に触れ、ズボンの裾が濡れ、樹林帯を進むにつれ笹の背が高くなり、足首~ふくらはぎ~腿までぐっしょり濡れてしまった。某ワークアパレルブランドの山パンツは撥水加工ゼロなので下半身は笹でぐっしょり、上半身は汗だく、全身濡れてしまった。
前三ツ頭からは急に開け、網笠山・権現岳がきれいに見え、テンションが上がる。昨春に通過した青年小屋も見え、楽しかった山行を想い出す。
気持ちとは裏腹に、ここからアブが。。。色の濃い山服に寄る傾向があり、黒タイツの方は大変そうでした。
山頂直下は勾配のある岩場・鎖場があり、楽しかったです。クライムダウンの練習にちょうど良い感じの壁でした。山頂の鉄拳&標識は岩場の上にあり、登頂経験のある山の会のリーダーに教えてもらわなければ気づかなかったです。
前三ツ頭からの下りは、延々と続く笹・笹・笹で景色の変化も無く単調、寂しく長い。仲間と一緒で良かった。北八ヶ岳の苔むした登山道をイメージしていましたが南八ヶ岳は全然違いました。
今回も山の会で来ることができて良かったと思える山行でした。
※水分は途中に水場が無いのと行動時間が長くなるので2.7L持参し2.2L消費。
あと、この山域は頭にかぶるネットの持参をお勧めいたします。
記録:いなば