夏の妙高山

2025730日(水)

参加者4

【行動記録】

729日 武蔵浦和22:00→信越道経由妙高高原2:30→燕温泉仮眠

730日 起床4:30→登山口5:00→天狗堂7:50→妙高山10:00→下山10:30→天狗堂 11:55→燕温泉1400→燕温泉駐車場15:00→武蔵浦和20:55

【山行記録】

前日夜に武蔵浦和を出発し、約4時間半の夜間ドライブを経て妙高高原に到着。わずか2時間の仮眠後、早朝から登山を開始しました。

妙高山は標高差1300m以上の本格的な山岳コース。燕温泉からの登りは、ほぼ一貫して急勾配が続きます。天狗堂付近でわずかに平坦な道があるものの、それ以外は5時間半にわたる連続した登りの連続でした。

活火山である妙高山ならではの景観も楽しめました。登山道では硫黄の香りが漂う滝に出会い、水が白く濁っている様子も観察できました。火山活動の痕跡を肌で感じる貴重な体験となりました。

山頂直下では岩場と鎖場が待ち受けていました。メンバーの一人は昨年のリベンジとして参加しており、高所恐怖症の私は鎖場に不安を感じながらも、仲間のサポートのおかげで無事に克服することができました。最後の急な岩場では全員汗だくになりながらも、互いに励まし合い登り切ることができました。

山頂に到着した時は、部分的にガスがかかっていたものの、半分は晴れ渡り、周囲の山々の雄大な景色を楽しむことができました。平日ということもあり、山頂には数人の登山者のみで、静かな山頂での30分間のランチ休憩は格別でした。

下山は約3時間半で完了。ひたすら下り続ける道のりでしたが、登りよりもペースよく進むことができました。下山後は時間の関係で野天風呂は見送りましたが、空いている温泉施設で入浴。登山中に痛めた足指の痛みも和らぎ、汗と疲れを洗い流す温泉は最高の癒しとなりました。

少人数での和気あいあいとした雰囲気の中、互いのペースを尊重しながら進む山行となりました。標高差のある本格的な山岳コースでしたが、メンバー全員が無事に登頂を果たし、達成感に満ちた素晴らしい夏山体験となりました。活火山ならではの景観や、山頂からの眺望も印象的で、夏の妙高山の魅力を存分に味わうことができました。

今後も安全で充実した山行を続けていきたいと思います。

記録 M野本