新緑の長者ヶ岳・天子ヶ岳
2025年5月7日
参加者6名
【行動記録】新宿駅7:10→中央道経由→河口湖インター9:30田貫湖北サイト駐車場長者ヶ岳登山口9:45→11:32長者ヶ岳12:20→13:00天子ヶ岳→15:30田貫湖北サイト駐車場→東桂インター→中央道経由→新宿駅19時解散
【長者ヶ岳・天子ヶ岳】
天子山地は山梨県南部と静岡県北部にまたがり、富士山西側、南アルプス山系や富士川の東側に連なる、南北に長い山地である。
東海自然歩道のコースの一部になっていて、長者ヶ岳(1336m)には山の由来となった「炭焼き長者」の伝説が言い伝えられている。
【山行記録】
当初の巻機山予定が天候不良で中止となり、日帰りで長者ヶ岳・天子ヶ岳に行く事になった。お天気に恵まれ、絶好の富士見登山となった。
河口湖インターから河口湖、西湖、精進湖、本栖湖の富士五湖を素通りし、下道で田貫湖を目指す。途中に今が旬と報道されている富士芝桜公園駐車場に向かう多くの車を横目に見て、帰りに寄ってみたいと話す。
駐車場から階段を上るとすぐに登山道が始まる。
道標が要所に建てられ、整備されたハイキングコースが続く。
新緑の葉が日光に照らされ、黄緑色に光っている。
新緑には、心が安らぎ、脳の疲れをとるリラックス効果があるそうだ。
緑のグラーデーションの中でツツジのショッキングピンクが彩り映える。
長者ヶ岳山頂に到着すると、山梨百名山の標柱の向こう側に富士山がドーンと見えた。山頂から一直線に田貫湖、樹海、富士山の雄姿が見え、大沢崩れを真正面で見る事ができた。田貫湖神社のたぬきの置物も置かれていた。6人に丁度いいベンチとテーブルで、お湯を沸かし、お茶を飲みながらゆっくりとランチタイム。
ここで代表から草餅、桜餅の差し入れを頂く。こどもの日にちなんだサプライズ。合わせて今日のお茶は抹茶風味のグリーンティーありがとうございました。
大休憩後、天子ヶ岳に向かって歩き出す。
自然林の中の稜線の間に、「愛子さま」のお印ともなったゴヨウツツジ(シロヤシオ)が白い花を咲かせていた。
山桜は既に葉桜となり、花びらが登山道に散っていた。
登りがひと段落し、一直線の登山道を進んだ所で、天子ヶ岳の山頂を通り過ぎていた事が発覚。引き返し、登山道から少しはずれた所にあった天子ヶ岳を踏む。
ここから林道との分岐まで、急坂を速足で降りていく。
この時には皆の心に、急いで降りて、富士芝桜公園の芝桜を見に行こうとの気持ちがあった。が、しかし、芝桜公園の営業時間が16時迄だった。そこまで急ぐは必要はなかった。周回コースの最後は、5kmのロード歩きだったが、
既に間に合わない事に気づいた私達は、テンション下がりながら、田貫湖にでた。
ところが、休暇村富士の施設からの田貫湖沿いの遊歩道は、素敵な小道だった。
富士山は雲に隠れてしまったが、田貫湖の釣り人を見ながら、湖面の風景に心が癒された。駐車場で身支度後、富士芝桜公園前に16時に着く。
ゲートに柵が置かれ、警備員から入れないと合図され、すごすごと温泉に向かう。
途中、雨が降り始めた。所によって雨が降ると言った朝の天気予報通りだ。最近の天気予報は良く当たる。いつもの三つ峠グリーンセンターに着いたが、まさかの休業日。温泉も諦め、コンビニ経由で新宿駅を目指す。渋滞もなく、新宿駅で解散となる。
お天気、山域を調べて計画頂いた代表、同行頂いた皆様、ありがとうございました。
M.N