初夏の早池峰山と三陸海鮮料理・浄土ヶ浜の山旅
実施日:2025年5月24日(土)~25日(日)
参加者:9名
【行動概要】
5/24▶︎武蔵浦和22:00出発—東北道—
5/25▶︎花巻IC—河原坊5:45着—登山開始6:30–小田越7:00–早池峰10:00—休憩—下山開始10:20–小田越12:20–河原坊12:40–温泉15:30–宮古市場食材調達16:00–夕食16:45–17:30–宮古埠頭BBQ18:00-20:00–就寝21:00▲
5/26▶︎起床4:00–撤収朝食—浄土ヶ浜観光5:20-帰路6:30–盛岡IC8:30–武蔵浦和15:10
【早池峰山概要】
早池峰山(はやちねさん)は、岩手県にある標高1917mの山。北上山地の最高峰で日本百名山、花の百名山である。ハヤチネウスユキソウが固有種で有名。
【行動記録】
先日東京は30℃になったが、東北に近づくにつれ、肌寒く、やはりまだまだ寒い。渋滞もなく、予定より30分早く河原坊から登山開始。
小田越まで舗装道路で、緩やかな登り。
30分程で小田越、ここからが本格登山である。思ったより早く雪渓。これが曲者で、登山道をすっかり隠してしまっている。あちらこちらに踏み跡があるため、登山道がみつからない。先に進む、声はするが姿が見えない代表を追って、道なき道を進む。服も帽子もザックも枝にとられながら、ときには枝をくぐり、ときには枝にのり、なんとか登山道に戻る。しばし休憩。雪渓で迷っている人がよく見えた。
それにしても、東北の山はどこまでも深く、山容が重なって美しい。
早池峰山は全山がかんらん岩や蛇紋岩できており、ここからはガレ馬と岩の道になる。登山道はよく整備され、雪はなく、うき石もないので登りやすい。頂上近くに大岩があり、それを越えるための2段に分けられた梯子がかけられている。それを登れば頂上も近い。
頂上付近にはまだ雪渓が残っていたが、アイゼンを付けるほどではなかった。
頂上からは360の絶景。曇りであるのが残念であった。写真を撮って下山。ところどころ蛇紋岩もあるので、注意深く下山する。
晴れでないのは残念だったが、雨に降られず下山できたので良かった。
お風呂にゆっくりつかり、いよいよお楽しみの海鮮だ。
市場の時間もあるので、まずは買い物、新鮮で安い。夕食は近くでお寿司。こちらも新鮮で美味しい。
雨予報のため埠頭にいそぎ、屋根のある場所を確保。残念ながら、雨が降り出したが、焼きながら、食べる牡蠣 刺身 サーモン ヤリイカの海鮮は美味しく、楽しかった。
雨のテントは厳しいと思案していたが、屋根がある場所を代表が探してくださり、そこにテントをはり、車中泊と別れて就寝。
4:00起床。食べきれなかっだ食材と飲み物をとって、観光へ。
浄土ヶ浜は大津波が押し寄せたことが想像できないほど、静かで美しい海岸だった。
唯一レストハウスに当時の写真と大津波の到達点が残されていた。宮古の街にも同様の到達点が表示されていたが、大津波がここを襲ったのかと思うほど、すでに街は整然と整っていた。
自然の脅威の前に人間は無力だが、それを乗り越える人間もまた強かだ。
朝食と昼食を買って、帰路についた。
ペースの遅い私のあとを歩いてくださった代表、村田様、待っていてくださった皆様。
長い距離の運転、料理をしてくだった皆様。
あげきれない全てに感謝です、楽しく、思い出深い山行となりました。
記録 小林