上州武尊山の剣ヶ峰山(谷川岳西黒尾根からの変更)
実施日2025年4月9日(水)
参加者 9名
【行動記録】
4月8日 武蔵浦和22:00―関越自動車道-沼田IC―0:15道の駅白沢 仮眠
4月9日 4:00起床―道の駅白沢5:00―関越自動車道―谷川岳登山指導センター5:40―道の駅みなかみ6:00―7:05川場スキー場―川場スキー場ゲレンデトップ10:05―剣ヶ峰山10:40―12:15川場スキー場ゲレンデトップ―川場スキー場13:05-望郷の湯14:50-武蔵浦和17:35
【山行記録】
武蔵浦和出発前、F代表より明日の上越の天気予報は雨で谷川岳も悪天候と思われるので
武尊山に変更するかもしれない。ともかく明日の朝は谷川岳に行って天候観察をするとお
話があった。
9日朝、水上に近づくにつれ雨となり、谷川岳登山指導センターは雨と強風だった。
天候回復が見込めないので武尊山に変更することになったが、川場スキー場も強風と雨混じりの雪だった。午後は晴れる予報なので10時から登山開始になり、時間調整をした。
10時にゲレンデトップに着いたが、弱い雪と風とホワイトアウトの状態は変わらずで、このまま天候が回復しないようなら剣ヶ峰までとするとの代表の判断となった。
残念ながら天気の回復の兆しはなく、剣ヶ峰で写真を撮って下山したが、後から登ってく
る人が数人いて、このホワイトアウトは危険な状態ではないのかと思った
ピッケルでの耐風姿勢を教えて頂いて、剣ヶ峰を少し降りた斜面では滑落停止の練習をした。これまでも滑落停止は教えて頂いたことがあるが、頭から滑った時の方法は初めてだった。何度も繰り返して練習し、悪いところを指摘していただき勉強になった。いざという時に停止できるか自信がないので今後も機会がある度に練習したい。
また、ゲレンデトップに降りる直前の斜面ではピッケルを使った雪中の支点構築ビレーと腰がらみを教えていただいた。
そしてゲレンデトップに戻った時は少し視界が開け、温泉に移動中の車からは武尊山頂の雲がとれて山容がはっきりと見えた。
雪と強風の中で雪上訓練に多くの時間をとっていただき、また山岳会ならではのビレーを見せていただき、貴重な体験ができた。谷川岳、武尊山の天候は上越地方に近く、天気を読むことの難しさも教えていただいた。
天候の悪い中で雪山登山と雪上訓練をさせてくださったF代表ありがとうございました。ご配慮を感謝したします。またご一緒していただいた皆様ありがとうございました。
記Y.I