残雪の唐松岳
実施日 2025年4月5日(土)~6日(日)
参加者 9人
記録
4/4 新宿23:00→安曇野IC→道の駅白馬3:30▲仮眠
4/5 起床6:00→道の駅白馬7:00→ゴンドラ・リフト8:19→八方池山荘9:05→丸山手前10:30(テント設営)11:40→唐松岳14:30→丸山手前▲16:20(テント泊)
4/6 ▲6:20→兎平8:10→駐車場8:45→薬師の湯→新宿14:30
記録
唐松岳は北アルプスの後立山連峰にある長野県北安曇郡白馬村と富山県黒部市にまたがる標高2,695.9 mの山です。剱岳・立山・鹿島槍ヶ岳と並び、日本では数少ない氷河が現存するそうです。白馬八方のゴンドラとリフトを利用することで八方池山荘まで登ることができ、八方池山荘から標高差約1000 mです。
23時に新宿に集合、工事渋滞などありましたが無事に道の駅白馬に到着。何と駐車場満車というアクシデントに見舞われました。F代表の機転でトイレ脇のスペースに場所を確保、車中に2名ずつ、テント一張に5名で仮眠。
翌朝は快晴、駐車場からも白馬の山々が見渡せました。ゴンドラ乗り場はびっくりするほどの行列、ほとんどがボーダー、スキーヤーでした。景色を堪能しながらゴンドラ、リフト2本を乗り継いで八方池山荘へ。男性陣の重いザックに驚きつつ、アイゼンを装着してSリーダーを先頭にスタート。私自身3回目の唐松岳だったので軽い気持ちでエントリーしたことをすぐに後悔。帰宅後古い記録を紐解くと前回は2012/8、唐松岳~不帰嶮~白馬岳~栂池をテント泊で縦走しましたが2日目以降は辛かったかった記憶があるものの唐松岳までは楽勝のイメージでした。もちろん12年分歳をとったということもありますが、体重は年齢以上に増えていますのでその分歩荷しているので重すぎます。
ゆっくり歩いていただき本日の幕営地に到着。ほっとしたのもつかの間、テント設営前にスコップで平らにならすなどこんなにたくさんやることがあるのね、と驚きました。うろうろするばかりでほとんど戦力にならず反省しきり。
軽食後、いよいよアタック開始。快晴に恵まれ山頂からは360度の景観を堪能しました。
テント内ではIさんに用意いただいた食材で美味しい夕食・朝食をいただきました。
夜間は天候が急変し、強風。翌朝が心配されましたが、どんよりと曇りのせいか思ったよりも気温が下がらず、見晴らしはないものの比較的温暖でした。予定通りリフトの営業開始前に兎平(ゴンドラ駅)まで歩いて下山、薬師の湯に立ち寄り帰途につきました。
ETCシステムのトラブルとのことで途中の高速出口はどこも長蛇の列で都内の状況を心配しましたが、八王子から先は無料開放(といっても後日清算)されていて無事新宿にて解散となりました。F代表はじめ参加のみなさまにたくさんご迷惑をおかけし大変申し訳ございませんでした。おかげで安心・安全に雪山テント泊山行を楽しむことができ、貴重な体験と学びとなりました。ありがとうございました。
記録 Y.K