雪洞研修・西黒尾根
実施日:2025年2月8日~9日
参加者:12名(男性4名・女性8名) 天気:両日雪
2/8(土)武蔵浦和駅7:30―関越道経由―谷川岳ロープウエイ駐車場13:00
西黒尾根登山口14:00―雪洞工作開始14:30―雪洞完成17:00
2/9(日)下山開始7:00―谷川岳ロープウエイ7:20―望郷の湯10:25―
武蔵浦和駅14:00着解散
<山行記録>
予報でずっと谷川方面は雪模様、道路が閉鎖されない限り雪洞研修(ビバーク)が目的なので決行と思いワクワクドキドキしながら準備を始める。
武蔵浦和駅に7:30集合して12名、車2台に分乗して予定どおり出発。青空の良い天気の中を進むにつれ怪しい雲行きのある方面にさらに進むが渋滞が始まる。
駒寄PAでチェーン規制がありこちらでチェーンを装着、進むにつれ雪が増しスピードを出さずゆっくりと慎重に進むようにF代表の指示があり2時間遅れでも無事に
ロープウエイ駅に13:00到着、身支度を整え雪の降る中、西黒尾根登山口にMさん先頭に進む、程なく雪洞堀りのできる場所に到着。Iリーダー、Aリーダー、Uリーダーのもと3班に分かれ雪洞掘りが始まる。私はIリーダーのもと頼もしいNさん、Mさんにも教えて頂き掘り進める中、木の根っこがすぐにあり断念し、さらに雪洞に適した場所を見つけ4人で雪まみれになりながら格闘。間をあけて2ケ所から横に堀り進み真ん中で貫通した時はうれしかった。そこから奥に進むも根っこがありノコギリで切りながら奥に進むもその先は断念して横に掘り進む、天井を広げ、下を平にして天井は水滴が落ちないように綺麗に平にすると本日の立派な宿が完成。近くに縦穴のトイレも作ってもらい3班とも5:00には完成したが、降り続いた雪で外に置いたザックは雪まみれ、共同装備の大切なローソクも雪の中に埋もれ捜索に時間を要したが無事に雪の中から発見することができ事なきを得た。6:00頃からIリーダーが手際よくお湯を沸かしF代表より差し入れの甘酒、おやつを美味しく頂く。病み上がりのNさんも美味しそうにビールを飲まれていた。鶏鍋をポン酢で美味しく食べ体中が温まる、手際の良いIリーダーありがとうございます。ロウソクの柔らかい炎、雪洞内はキラキラと輝き幻想的なひと時を過ごす、21:30就寝、Nさんから貰ったホッカイロを足裏に貼ったお蔭で体中ぽかぽかで寝れた。深夜2:30頃、水滴で目を覚まし、目を開けたら天井が下がり眼前に迫ってきていた、シートが足りずザック2ケ置き隙間のあった出入り口も降雪ですっかりふさがっていた、迫りくる天井を見ると悪夢に思えた。「ローソクついてる?みんな大丈夫?」と思いみると寝息が聞こえ安心悪夢から覚めた。4:00過ぎトイレの為、みんなを早々起こしてしまった、ごめんなさい。ザックを取り除き積もった雪をかき分け這い上がり外にでた、まだ雪は降っていた。朝食にうどんを食べ6:00にかたずけ雪洞を潰し7:00下山開始、前日より登頂は中止と決まっていたので気が楽だ。今日も風雪で視界も悪い。7:20ロープウェイ駅に到着、帰り支度をして温泉経由で武蔵浦和駅に14:20に到着解散となった。 始めての雪洞研修、ご指導頂いたF代表、Iリーダー、ご一緒頂いた皆様、運転して頂いた皆様、楽しい時間の共有をさせて頂きありがとうございました。
入会して1年、厳しさと沢山の優しさを持つF代表、皆様から他ではできない楽し貴重な体験をさせて頂いています、ありがとうございます。
記録 М・М