初秋の安達太良山

 

2025年10月5日(日)

 

参加者9名

 

行動記録

4日 武蔵浦和22:00→二本松インター→道の駅安達2:00着▲仮眠

 

5日 道の駅安達5:30発→安達太良高原駐車場6:40出発→くろがね小屋→矢筈森分岐→安達太良山9:40→薬師岳11:15→安達太良高原駐車場12:35

→温泉経由→佐野SAで軽食→武蔵浦和18:40着

 

山行記録

小雨がぱらついたりやんだりするのでザックカバーをして歩き出す。両側に木々が茂り、車が通れる幅の石ころの道は馬車道と書いた看板があり歩きやすい。空は灰色。

 

一時間位歩くと、青空が見えてくる。このまま天気が回復したらいいなと思いならがら歩く。目の前に虹がかかっているのを教えてもらい、一瞬のことだが見ることができた。

 

歩き進むと小川が流れていて心地よい音がする。ときおりかすかに硫黄の香りもしてくる。

くろがね小屋は建物が無く、携帯トイレブースがあるのみ。温泉を引く太いホースが残る。山の一部が白くなっているところがあり、いっそう硫黄の香りが強くなる。

青空が広がると色鮮やかな紅葉の山並みとのコントラストに感嘆する。

 

牛の背を経由して登る。この辺りからガスがかかる。石を三角の塔のように積まれた所に慰霊碑があり、辺りは冷たい風が吹くので耳が痛い。

 

山頂に着くも視界ははれず。ザックをデポし、山頂の岩場を登る。てっぺんについたがガスで周りの景色が全然見えず写真を撮り早々に岩場を降りる。

 

岩場を降りたら次第にガスが晴れ、岩場と逆の方向に雲海が広がっているのが見える。青空が広がりだし、このタイミングで山頂を後にするのは後ろ髪をひかれる。

 

下り始めると、そこにも初秋の安達太良山があり、見おろす紅葉の景色は新鮮で美しく、何度も足を止めて写真を撮る。列をなして登ってくる人と道を譲り譲られ、これから山頂は人でにぎわう時間になりそう。

 

薬師岳に着くと、「この上の空がほんとの空です」と書かれた木塔が建っている。この時の空はグレー、塔からずれたところに穴の開いたように青空がみえる。

 

薬師岳を過ぎたところから道が悪くなる。

木々で日陰の道のためか石は泥ですべり、靴はドロドロ。日向の土は粘土質でズルズルすべる。登りの道が快適だったため下り道との差がスゴイ。派手に転びご心配をおかけしてしまう。

 

下山するとすぐに奥岳の湯前に靴洗い場があり、泥汚れを落とした後、温泉に浸かる。眺望の良い白濁の露天風呂はいつまでも入っていたいと思う。

 

下山飯は佐野ラーメンの提案があり、帰り途中の佐野SAで食事タイムをとる。高速は佐野辺りから車がつまりだし浦和ICを降りるまで混雑していたが止まる事なく動いていたので、武蔵浦和に18:40頃に着く。

 

綺麗に色づき始めた安達太良山を楽しむことができました。次は下りもくろがね小屋を通る道で紅葉の景色を少しでも長く楽しみたいと思いました。リーダー、サブリーダー、運転してくださったメンバーの皆様ありがとうございます。

 

記録SS