妙高山と河童天国

2024年8月11日(日) 山の日

参加者8名

 

【行動記録】

8月10日 武蔵浦和22:00 → 関越高速経由 → 妙高高原IC →燕温泉日帰り 駐車場2:00着 → 仮眠

8月11日 起床4:15 →  燕温泉駐車場5:10 → 光明滝6:00 → 天狗堂 7:40→ 妙高山 南峰9:25 →妙高山 北峰9:52→ 天狗堂 11:30→ 光明滝12:44 →野天風呂 黄金の湯13:30→ 燕温泉花文14:10  →燕温泉駐車場15:00 → 妙高高原IC → 武蔵浦和20:26 

 

妙高山(標高2,454m)は、新潟県妙高市に位置する妙高火山群の主峰。古名を「越の中山」といい、中山を「名香山」と書き、これを音読して「みょうこうさん」と唱えたのが山名の由来とされる。新潟県を代表する山のひとつで、「越後富士」の異名もある。

 

【山行記録】

ここ最近のお天気は安定していません。今日も一雨やられるかなと思いながらも山頂までの山行は幸い良いお天気に恵まれ【山の日】日和となりました。

 

出発前にF代表より今日のルートの説明があり、山頂双耳峰のピストン、山行後は野天風呂を楽しみましょうとの話がありました。個人的には2か月振りの山行、累積標高差が1,500mを超えているためちょっぴり不安な点もありましたが元気に皆さんとスタートしました。

 

まずは野天風呂 黄金の湯の下見をします。未だ早朝5時過ぎですがすでに満喫された方数名とすれ違い人気の高さが伺えました。男湯はかなり開放的でまさに野天。はっきり言って丸見えでした。

 

下見を終えて登山道へ、しばらくは舗装された登山道を進みます。周りの雑草も綺麗に刈られており危険個所はなし。整備してくださった皆様に感謝です。この辺りから温泉管理施設が点在し独特の硫黄の匂いが鼻をつきます。また豊富な湧き水もありますのでここで汲んで頂き山行のお供にして頂くのがよいかなと思います。

呼吸を整えながら先へ進むと2本の大きな滝が雄大な景色の中で姿を現しました。見応えはもちろんありますが何より硫黄の滝のため独特の風合いでこの様な滝を私は初めて見ました。

ここから先は胸突き八丁へと進みかなりの急登が天狗堂まで続きます。これがしんどい。

ずーっと急登です。気を紛らわすためにおしゃべりをしていないと心が折れそうでしたが、会話も弾み天狗堂になんとか到着。正直大分くたびれていましたが、ここから頂上まで未だ2時間弱ある事が判明。気を失いかけました。

ところが、光前寺池(休憩には良いかも)、風穴(風微妙・・・)を過ぎた辺りでメンバーSさんにアクシデント。どうやらペースが速すぎた影響で両足が攣った模様。

しばらく回復を待ちながら休憩をとり、みんなで負担を軽くするために荷物を分配。またF代表が励ましながらマンツーマンディフェンスを張ります。スパルタとの噂あり(笑)

こういうアクシデントは単独行ではカバーが難しく、やっぱり我が山岳会のメンバーのサポート力、一体感はすごいなあと改めて実感しました。

この後、鎖場の試練(高度感あり)、急登の岩場(酸素薄い)が待ち構えておりますが、Sさんの熱い想いとF代表の追い込み(笑)により無事全員で山頂に登頂。

頂上はすばらしい景色が私達を迎えてくれました。また南峰から北峰へ続く稜線はすばらしくまさにビクトリーロードです。本当に帰るのが嫌で、ずーっとここに居たいと思ってしまいます。また、秋にはナナカマドの群生による絶景との事でこれも楽しみ。

 

さて、下山後は8匹の河童による野天温泉イベントです。乳白色の野天は心地よく疲れた身体を癒してくれました。プロモーション活動の一環でもありますのでお楽しみください!

温泉は燕温泉花文にお世話になりました。こちらは源泉かけ流し&リーズナブルでとってもお勧めです。季節柄、宿泊されている方も多く、昭和の良き時代を若者達も実感できるすばらしい施設だと思います。

 

武蔵浦和へはお盆休み期間でしたが大きな渋滞もなく無事に到着。解散と相成りました。

 

F代表、ご一緒した皆さん。楽しい時間をありがとうございました。Sさん本当にお疲れ様でした。Sさんのガッツに感服です。

 

尚、今回のアクシデントによるスピード違反の常習犯は無事に逮捕されましたのでメンバーの皆様ご安心くださいませ。共犯の疑いもありましたが冤罪により不起訴処分です(笑)。

最後に。私事ですがSさんのアクシデントによるペースダウンは私には助かりました。ボソッ

 

以上、乱筆ですが記録を残します。

M.J