雲竜渓谷

2024年2月16日(金)〜17日(土)

参加者:6名 

 

【行動記録】

2月16日(金)

武蔵浦和駅22:00→東北道羽生PA→日光宇都宮道路→日光口PA 仮眠

2月17日(土)

4:00起床 朝食・準備→雲竜渓谷入口ゲート(駐車場)6:10→ 洞門岩7:50→雲竜渓谷入口(降下点)8:40→大滝の麓 休憩→ 雲竜渓谷入口10:00→稲荷川展望台10:50→ 雲竜渓谷入口ゲート(駐車場)11:20→日光ステーションホテル→山六(うどん屋)→武蔵浦和駅17:15

 

雲竜渓谷は、栃木県日光市、日光東照宮の北西に位置し、女峰山(にょほうさん)の中腹にある渓谷で、冬は氷瀑で有名。

 

金曜日の夜、人数変更により車を1台にして武蔵浦和駅から出発。東北道はスムース。宇都宮から日光宇都宮道路にて日光に向かう。この時期、日光道路は白い背景の中に道が続くのだが、雪が見えない。日光パーキングにて仮眠。

翌日朝4時、腹ごしらえと準備をして入口ゲートの駐車場に向かう。

朝の東照宮を横目に細い山道を進む。タイヤチェーンを付けるが有難いことに道に雪はない。

6:00過ぎ、まだあたりは暗い。装備を持っていざ渓谷に向かう。

次第に日が上り、目の前にモルゲンロート。女峰山に朝日が映って赤く輝いて見える。沢を渡ってからは、コンクリートの道が続く。うっすらと雪。ところどころ凍っているので、注意深く進む。道の多くは車道、飽きてショートカットの登山道を登ると、少し汗ばみ始めた。予定より少し早く雲竜渓谷入口の展望スペースに到着。チェーンスパイク、アイゼンをそれぞれ装着。ここからが氷壁。…のはずだが、規模が小さい。大きめのつららと、砕けた氷壁。2、3日続いた春の温かさが氷を溶かしたよう。徒渉しながら先に進むが、雪がないため川幅が広い。誰がドボンする役を買って出るか。皆無事に渡りきった。大滝の麓まで来るが、滝も溶けてアイスクライミングできるような規模ではない。腹ごしらえをしてすぐに折り返す。

早めに駐車場に到着したら、東照宮の観光も考えたが、氷の上を慎重に歩いているうちにほぼ時間通りの到着。

自然と触れ合うと温暖化の問題はかなり深刻と感じる。知っている雲竜渓谷ではなかった。道理で登山者が少ない。それでも天気は良く、楽しいハイクになった。

駐車場で1台のワゴン車が土に乗り上げて動けなくなっていた。助けを求められ、男性陣で力一杯押したり引いたりしたが、びくともせず、JAFを呼んだ。ソロ山行ということだった。こう言った時に、やはり仲間との山は有難い。

綺麗になった駅前通りをステーションホテルまで進み、のんびり温泉を借りた。余談だが、今回の日光の〆は、ホテルの裏側にある安くて美味しいうどん屋山六。「天ぷらうどんの天ぷらに、舞茸は入りますか?」と聞くと、大将が快く「入るよ!」と。海老天2本、野菜と舞茸、うどん大盛りで1200円。また来たい。

                           記録 Ǎ・S