三ツ峠マルチピッチ研修
2024.6.15
参加者9名
【行動記録】
6/14 新宿22:00発→河口湖 IC→道の駅富士吉田0:00
3/10 登山口5:30→三ツ峠山荘6:35→屏風岩6:50→(研修)→三つ峠15:50→登山口16:30
温泉:富士山溶岩の湯 泉水
三ツ峠山説明
開運山・御巣鷹山・木無山の3つのピークの総称だが,ここでは最高峰である開運山のピークを指す。奈良時代から修験道の霊山として崇められていたため登山道の各所に史跡が点在する。
山頂は眺望に恵まれ,富士山の撮影スポットの一つとして写真家に知られる。また,山頂直下の屏風岩はロッククライミングの練習場所として賑わう。ちなみにこの屏風岩では,映画「クライマーズ・ハイ」や「岳-ガク-」のロケ地としても有名。その岩場が今回の研修場所。
8,9時間ぶっ通しのマルチピッチ研修でしたが,本当にあっという間の時間だった。参加者全員がマルチピッチについて学び,体得していく濃密な時間になったのではないだろうか。個人的にはとても充実した,とても楽しい研修だった。(Hリーダ多謝)初の三つ峠の屏風岩でしたが,また行きたいなと感じるそんな場所だった。
記録
朝4:00に道の駅富士吉田で起床。ひんやりとした空気が気持ちいい。今日1日は天気が良さそうだ。朝焼けが綺麗に見えた。一行は,ミツ峠山登山口へ向かう。5:00ということで,前に1パーティーがいるだけで静か。今回,向かう先は山頂ではなく,三ツ峠山の屏風岩である。個人的には,とうとう三ツ峠の屏風岩へも行けるようになったのかと感慨深い思いであった。CLIMBING-NETで屏風岩のトポを見ると,さすがクライミングで有名な場所なだけあって,幅広いレベルのコースがたくさんある。
今回は研修ということで,まずはHリーダーからマルチピッチの基本的なスキルについてレクチャーがあった。岩に打ち付けられたボルトの説明,支点に適した場所の選び方,支点の作り方…。一人一人がそうしたクライミングスキルを実践で身につけることが今回の研修の目的である。
参加メンバーは,2人1組になり,リードとビレイを交互に行いリードクライミングの流れを一通り練習した。使用したコースは,右フェース「一般ルート中央(Ⅳ+)」と「リーダーピッチ(Ⅳ+)」だったと思われるが「リーダーピッチ」は皆苦戦していた。
にしても,全員が登り切り懸垂下降で降りるという一連の流れを各自がやり遂げられたことは,とても大きな成果だったと感じている。F代表の言葉で「スキルは現場で身につけろ」という言葉を胸にひめ,これからも岩に登り続けていきたいと感じた。そんな研修でした。Hリーダー本日もありがとうございました。
G.A