残雪の宝剣岳・木曽駒ケ岳】
◆実施日:5月15日(水)
◆参加者:10名
◆行動記録
5月14日:新宿22:00→中央道経由-駒ヶ根インター→菅野台駐車場2:00▲仮眠
5月15日: 菅野台駐車場7:00→バス・ロープウェ-経由ー→8:10千畳敷8:20→ 浄土乗越9:05→宝剣岳9:40→中岳10:50→木曾駒ケ岳11:20→昼食、木曾駒ケ岳12:10→千畳敷乗越12:40→ 千畳敷14:00→ロープウェー・バス・温泉こぶしの湯16:20→新宿20:00
◆山行記録
5/14 22:00新宿西口三井住友銀行前予定どおり集合
5/15 起床とともに天気は晴れを確認できました。
登山に適している予報ではありましたが、太陽まで出るとは思わなかったので、恵まれた良い日の予感です。
バスが7時発なので、比較的睡眠時間を多く取れました。ロープウェイ含め運賃がモンベル会員は1割引きの特典があり、今後もこれはありがたい情報です。カード持参が条件でした。
バスが細い車道を進でいたら、不意に止まったと思うと、カモシカが道路横切りところに遭遇。しばらくこちらを見ているので、うまく撮影できました。
千畳敷に着いてみると、富士山が見渡せるほど天気が良く気分は上がります。カールから見上げる空も真っ青でした。
鳥居をくぐり、アイゼン無しの判断で登山のスタート。比較的雪が少なく階段が現れる付近で既に雪はありませんでした。
乗越浄土について、時間的に余裕があるので宝剣岳に行く事にし、期待が弾みます。
尾根にでてもほとんど風もなく、寒くもなく、暑い位です。改めて天候の良さに感謝です。御嶽山がはっきりと見えます。
宝剣岳の頂上付近の鎖場を慎重に進みます。残雪が規制ロープを隠しているところがあり、滑落の危険を1番感じました。体重を岩側に寄せるか、しゃがんで鎖を頼りに進むことになります。
全員が無事、狭い頂上に到達。安全を確保し、記念撮影をしました。
宝剣岳を降りて小休止をして、いよいよ木曽駒ヶ岳山頂へもう一息。中岳を経由して、綺麗な雪解け水が静かに流れている箇所がありましたが、危険は感じません。沢はありませんから、地中に染み込んでいくのでしょうか。
山頂に着くと、360度渡せる絶景です。古澤代表曰く、他の登山者のいない独占状態の木曽駒ヶ岳は初めてだとのこと。この山行で初めて木曽駒ヶ岳に来る人も多いのですが、恵まれた山行になったと改めて実感します。
昼食のあとのフリータイムで、知恵さんが雷鳥を発見!駆け寄ると本当にいました。慌てず逃げずにいます。慌てるのは撮影側で急いでスマホを向けて撮影できました。すると雷鳥はハイマツの中に隠れたり出たりしています。
歩きながら、雷鳥に会えたらいいねと言っていたのですが、本当に会えて奇跡的ことでした。
下山の頃まで天気は良好でしたが、東側に少し靄が沸いてきましたが、むしろ高緯度らしくもありました。
下山の最終段階、千畳敷カールの積雪部分はアイゼン装着の自己判断としました。雪は氷の状態では無かったので、滑り落ちることはなさそうでしたが、私はアイゼンを使い安全度を高めました。
途中、タイ人カップルが下山を躊躇している様子なので、古澤代表がロープウェイ駅までエスコートして感謝されていました。
そのあと温泉で汗を流し、いつもどおりの帰りですが、新宿に着く頃雨が降り出しました。
木曽駒ヶ岳は多くの登山者がいる人気の山なのに、今回は天気に恵まれ、雷鳥に出会い、超満喫の山行になりました。
MORI-NO