春の瑞牆山
2024年4月29日(月・祝)
参加者6名
◆行動記録
4/28 22:00新宿西口集合 - (中央道~韮崎IC経由)→ 23:50道の駅にらさき
4/29 4:00起床5:00 → 6:00 瑞牆山荘(登山口)出発 6:17 → 7:00 富士見平小屋 → 9:00瑞牆山山頂 9:20 → 10:55 富士見平小屋 → 11:30 瑞牆山荘(登山口)→ 13:15湯めみの丘温泉(入浴、夕食)14:30 - (双葉スマートIC経由~中央道)→ 18:35新宿西口、解散
◆ 山行記録
瑞牆山(標高2230M) は奥秩父山系の西端に位置する花崗岩の岩山で百名山の一つ。「瑞牆」とは神社の周囲の垣根を意味する「瑞垣」、「瑞塁」に由来する。隣にあるもう一つの百名山金峰山と同様、古くから信仰の対象となっていた山である。今回は瑞牆山荘の前にある登山口より富士見平小屋を経由して瑞牆山山頂をピストンする。
日曜日22:00に新宿西口を出発し、予定よりかなり早く2時間弱で道の駅にらさきに到着、就寝。翌朝4:00に起床、テント撤収して更に1時間ほどかかる瑞牆山荘に向かう。しかし、山荘のかなり手前から路上駐車が目立ち、やはりGW最初の3連休最終日ゆえ目指す瑞牆山荘駐車場は満車かと思いきや、運よく最後の一つと見られる空きスポットを見つけて無事駐車。計画より1時間以上早く 6:17に瑞牆山荘の前の登山口を出発。
薄曇り、微風の快適な天候の中、先週までの雪山とはうって変わり久々の薄着・軽装備で足取り軽く進む。 先頭の筆者はついペースが早くなり、途中で代表よりペースが早い、高度順応の為にも最初の30分はもっとゆっくり進むように指示あり。スタートから30分弱、急坂を経て瑞牆山の全景が見えるスポットに到着。 独特の岩峰を見てしばし写真タイム。その後、15分ほどで富士見平小屋に到着し、休憩。色とりどりのテントが数十張りあり。ここから登山道は瑞牆山と金峰山に別れる。小屋の名前の通り、小屋の前から樹間に絵に描いたような富士山が見えた。
休憩後、アップダウンを経て天鳥川出合のコルを過ぎて、桃太郎岩に到着。名前の通り円形の巨岩で、真ん中当たりがスパっと見事に割れている。その後、大きな岩が転がる急坂を進みながら、いくつかのクサリ場を越えて、標高を上げていく。途中、見上げれば天空に延びる巨岩が視野に入り、下から眺めた岩峰の中にいることを実感。 振り向けば、麓から富士山を含む周囲の山々がよく見えた。空は雲が一層薄くなり青さが増してきた。前日までは山頂付近に残雪もあったようだが、一日で更に雪解けが進んだようで残雪はほぼ無かった。
登山口出発から3時間弱、9:00に無事登頂。山頂は懸念した程には人はおらず、全員で写真を取ったあと、しばし、岩の上に座り休憩。山頂は少し冷たい微風が吹く程度で、登りで汗をかいた後に心地よい。太陽には薄い雲がかかり、日差しも柔らく、これ以上ない爽やかさ。 山頂からは八ヶ岳、南アルプスから富士山に連なる雄大な景色が楽しめた。隣の金峰山は山頂にある五丈石までクッキリ確認できた。
20分ほど休憩したあと、下山開始。GW中ということもあり、子供連れ(赤ちゃんを背負った人も)や犬連れから本格的な山登りのスタイルの人まで色んな登山者が通る中、2時間余りで登山口に11:30に到着。計画よりかなり早い下山となった。下山後、1時間ほどかけて、「湯あみの丘温泉」に到着。入浴料500円で、ぬめり感のある温泉らしいお湯で疲れを癒したあと、そのまま温泉で軽い食事を取って、14:30帰路についた。予想通りのGW渋滞を抜けたあと、更に首都高速でもう一度渋滞(事故渋滞)に巻き込まれ、行きの倍の4時間余りをかけて18:35西新宿に到着したが、それでも計画より1時間早い帰還となった。GW渋滞を考えると早い下山は正解であった。
筆者に取っては今年最初のアイゼン無しの軽装備の登山でしたが、終日快適な気候に恵まれ爽やかな春山登山となりました。F代表及び参加者皆様に厚くお礼申し上げます。
記録TT