残雪期の唐松岳

2024年4月17日(水)

参加者11名

 

【行動記録】

4月16日(火):新宿駅西口22:30→中央自動車道経由→安曇野インター→一般道→白馬八方の湯駐車場3:30(仮眠)▲

4月17日(水):▲床6:00・出発7:30→八方駅8:00→ゴンドラリフト乗車8:30→アルペンクワッドリフト→グラートクワッドリフト→八方池山荘8:55→八方山9:30→丸山ケルン11:10/11:25→唐松岳12:30/12:45→丸山ケルン13:40→八方山14:50→八方池山荘15:10→グラートクワッドリフト→アルペンクワッドリフト→ゴンドラリフト→八方駅15:45→白馬八方の湯駐車場(片付け・入浴)17:00→一般道→安曇野インター→中央自動車道経由→新宿駅西口22:00(解散)

 

4月16日は新宿駅西口から22:30に出発して渋滞はなく中央道を進み、安曇野インターで降りて、一般道を大町・白馬方面進んでいくと当初の仮眠予定地の「みみずくの湯駐車場」に着いたが、入口にチェーンがかけられていては入れなかったため、仮眠予定地を「白馬八方の湯駐車場」に変更した。出発時は雨は降っていなかったが、天気予報どおりに仮眠地に着くころには本降りの雨になってしまったため、雨の止み間をぬってテントを素早く張り仮眠をとるが、テント内でも雨の音と雨水の侵入もあってあまり熟睡はできなかった。

4月17日は仮眠地でそのまま朝食とし、食事が済んでからテントなどを片付けて準備をし出発。8:30にゴンドラリフト乗車。途中クワッドリフト2回乗り継いで八方池山荘に8:50到着。ここで装備を整え8:55出発。出発するころには雨もやみ青空も出てきたので山頂での展望に期待が膨らむ。雪はやわらかくアイゼンもすぐには必要なさそうとのことでアイゼンは履かずにNさんを先頭に登り始めた。代表より下りのゴンドラの最終時刻を考えて12:30までに登頂できなければ途中でも引き返すと指示があった。途中、八方池はまだ厚い雪の下だったが、案内看板などは出てきており夏道もところどころ現れ始めていた。歩き始めたら暑いかなと思っていたが意外と風が強く、動くのをやめ立ち止まると途端に体が冷えてくるため、特に八方池より標高の高い部分はアウターシェルを着た状態でちょうどよいくらいだった。

丸山ケルンくらいまでは展望も良く青空に雪山が映えて綺麗で、真っ白な雷鳥にも出会うことができたが、その地点を過ぎて頂上に近づくにつれてガスに覆われてしまってホワイトアウト状態になってしまった。登りはアイゼンを付けなくてもなんとか頂上までたどり着けたが、唐松岳山荘近くの岩場や唐松岳山頂付近は切れ落ちている箇所もあって下りは危険とのことで唐松岳山頂でアイゼンを装着した。唐松岳山頂にはタイムリミットギリギリの12:30に到着。山頂は展望なしで風も強く、時間も押しているので、集合写真を撮ってアイゼンを装着して早々に下山を始めた。

丸山ケルンくらいまで下山するとガスは晴れてきて再び周りも見えるようになってきたが、最後まで唐松岳をはじめ、近隣の五竜岳や白馬岳なども姿を見せなかったので終日頂上付近は雲に覆われたままだったと思う。

八方池山荘に15:10到着でどうにかゴンドラの最終時刻に間に合わせることができた。

ゴンドラを降りて、八方の湯で入浴をして帰路につく。ゴンドラ乗車で八方の湯は割引券を配っていたので100円引きで入浴できた。以前はモンベル会員の割引もあったようだが現在は終了したとのことだった。

帰路の中央道は八王子から高井戸の間で若干の渋滞があった程度でほぼ順調だった。

 

今回の山行ではガスで展望が利かないときは前と後ろではぐれないよう、特に先頭に立つ人は常に後ろに気を配って登るようにという代表の指示がありました。どうしても自分のペースで登ってしまいがちになってしまうので、今回は先頭ではありませんでしたが、いざ、自分が先頭で登るときにも気を付けたいと思います。

最後に代表及びメンバーの皆様のおかげで今回も楽しく、また無事に山行できましたこと御礼申し上げます。

 

記:M.F