雪の平標山
●実施日:2024年3月24日(日)
●参加者:12名
【行動記録】
3/23 22:00武蔵浦和発→沼田インター経由→道の駅白沢12:30(仮眠)
3/24 4:00起床5:30→沼田インター経由→6:30平標山登山口駐車場7:00登山開始→9:15松手山→
11:20平標山11:50→ヤカイ沢ルート→14:30駐車場着14:50→街道の湯(入浴)→20:00武蔵浦和
【概要】
平標山は新潟県南魚沼郡湯沢町と群馬県利根郡みなかみ町の間に位置する標高1983メートルの山。山名の平は山頂の形状、標は印や標識と同意で境界(=上越境界)を示す。山頂は各方面からの登山道が合流する十字路になっており、三等三角点が置かれている。なだらかな山容で360℃の展望が開けている。
【山行記録】
土曜22時、武蔵浦和を出発。渋滞なく、道の駅 白沢到着。駐車場は意外と車が多く、なるべく端のスペースを探してテントを張り、就寝。翌朝4時起床、途中、湯沢ICをおりて道の駅 みつまたでトイレを済ませてから登山口駐車場へ。装備を整え、登山開始。登山口でアイゼンを装着。登山者も多く、トレースはしっかりついているので歩き易そうである。登山口を入ると、すぐに急登となり予想以上に気温も高く、日差しもきつい。暑さ対策が必要になってくる季節が近づいている事を強く感じた。しばらく苦しい直登が続いたが、たまに後ろを振り返って見られる素晴らしい景色に励まされる。真っ白な浅間山や苗場山が良く見えた。
先頭はアルパインコーチ山岳指導員試験を目指す、S氏、K氏。たまに後方からF代表の指導の声が響く。
急登を登り切ると、ずっと先の方まで見渡せる気持ちの良い稜線歩きが続く。1411m地点の鉄塔近辺では、曲線を描く様に張り出した雪庇が見事だった。曇り予報であったため、眺望は期待してなかったが、抜けるような青空で空気も澄んでいるせいか、遠くの山までキレイに見渡せる。順調に進み、最後の急登を登り切ると、木道の階段が九十九折状に続いている。これを越えれば、頂上かと思いきや、稜線は続き、ピークはまだ先の方である。見通しが効く反面、目標が見えてから到着するまでが長く感じてしまった。それでも、計画よりも少し早めに山頂へ到着し、みんなで喜んだ。
下山はヤカイ沢ルート。雪崩の可能性も考えて、前後の間隔は3mづつ開けるようにと指導を受ける。登りのルートとは違い、こちらは登山者の数が少ない。それもそのはずで、雪のある今の時期しか歩けないルートとの事。YAMAPの地図には表示されていない道である。積雪も深く、たまに底なしの様に深い踏み抜きが現れ、足を取られないように注意しながらも順調に下ってゆく。斜面がゆるくなった所で、「わかん」を装着し歩行練習も行った。ヤカイ沢沿いを抜けて、林道へつき当たり、少し歩くと除雪された道へ出た。駐車場へ戻り、無事下山。
道の駅 みつまた隣接の天然温泉「街道の湯」で汗を流して、武蔵浦和へ。
天気に恵まれて、雪景色の稜線は最高の眺めでした。計画ならびに、いつも色んな知識を教えてくださるF代表に感謝です。また、車の運転をしてくださった皆様、本当にありがとうございます。ご一緒していただいた皆様、楽しい時をありがとうございました。
記録 j・U