厳冬期の天狗岳雪山テント泊研修

実施日 20242月3日()4()

参加者:11名(男性5名・女性6名)

行動記録:2/3 新宿730~渋の湯登山口1100/1130出発~黒百合ヒュッテ1410

     2/4 400起床朝食・準備~600出発~中山峠~東天狗岳730~中山峠~

          黒百合ヒュッテ900(テント撤収)945出発~渋の湯登山口1130

        縄文の湯1230(入浴)1330出発~初狩PA(軽食)~新宿1620

 新宿を730に出発、初狩SAにより渋の湯を目指す、雪が少ないとはいえ途中でタイヤチェーンを装着みんなで車外にでて装着方法を学ぶ。予定どうり渋の湯登山口へ到着。共同装備を分担して個人装備を整え1130出発、橋を渡りいきなりの急登、初めて背負う15Kのザックが体に堪える。足元が滑りそうになり出発早々から全員アイゼンを履いた。重いザックに喘ぎながらも何とか予定より40分早く

黒百合ヒュッテに着くことができた。(Oサブリーダーの心遣いに感謝)到着後すぐにF代表より体が

冷えるので防寒具を着るように又、Hリーダーよりストック、アイゼン、ピッケルはまとめて雪にさして置くように指示がある。次にテント設営、割りばしを使用して張り綱の張り方を教えて貰った。

次に、各自持参した銀マットを重ねてテント内に敷き詰めエアーマットを膨らましテント内へ、シュラ

フ、食材をテント内へ。Hリーダーに調理と飲料水に使用する雪をスコップでビニール袋に集めテント

入口に置く作業を教えて貰った。小屋泊と違いやることは多いが共同作業は楽しい。テント内では鍋用と飲料水用に2台のバーナーでとっても暖かい。冷えた体にポン酢仕立ての鍋がとっても美味しかった。

外に出る時、鍋に足がふれお湯をこぼしてしまった、狭いテント内では細心の注意が必要と反省。皆さんに手際よくかたずけて頂き事なきを得る。(あとから聞くとこの鍋は、どこにいっても倒されてしま

う運命の鍋らしいwww)翌日に備え2000就寝、ダウンを着込んで寝て夜中汗ばんでいた。深夜に雪がテントに吹き付ける音でうとうととしているうちに400起床、夕食の鍋にうどんを入れ朝食をすましヘッデンを着けて雪のふる中600出発、前夜F代表より本日は東天狗岳のピストン山行との事。

深夜の雪でトレースもなくアイゼンも効かずピッケルもささらずで何度もバランスを崩し体力を消耗してしまった、F代表の配慮で後方を歩かせて貰うも遅くなり寒い中停滞して待って頂いている事を思うと申し訳なくて仕方なかった。山頂に到着するも展望はなし写真をとり早々に下山開始。途中Hリーダーよりピッケルをしまうよう指示を頂き、又F代表より最も大切なのはアイゼン歩行、下山はリズミカルにと指示を頂く、できるだけ背筋を伸ばしリズム感を持って歩くように意識するとガチガチだった体が楽になったように思う。900にテン場に到着、テント撤収945アイゼンを装着して1130無事に下山、縄文の湯で入浴1330出発、1620新宿に到着解散。高川山で体験山行、今回2回目の初めての厳冬期テント泊で不安満載での参加でしたが、気さくな皆様と安心して楽しい山行をする事ができました。又F代表に事前に高山病の相談もして下山後に気にかけて頂きありがとうございました。

 

                                                        М・Ⅿ