上越のマッターホルン 大源太山

 

 日時:2024年10月2日(水曜日)

 参加者:6名

【行動記録】

10月1日(火) 武蔵浦和駅22:30-関越自動車道経由-湯沢インター-道の駅みつまた1:30

▲仮眠

10月2日(水)▲5:00起床•朝食→旭原駐車場6:20→謙信ゆかりの道分岐→大源太山9:35→

         七つ小屋山11:30→シンゴヤの頭13:15→ 旭原駐車場15:45→16:30道の駅みつまた•街道の湯17:10→武蔵浦和駅20:25

 

【山行記録】

 大源太山は新潟県南魚沼市と湯沢町の境界に位置する1598mの山。谷川連峰を形成する。四角い木材を示す方言で『ゲンタ』から名付けられ、角ばった山容から『上越のマッターホルン』『東洋のマッターホルン』と呼ばれている。ロープ・鎖場・急登が連続し渡渉点もあり河川の増水時は渡れなくなるので、前日の天気や登山情報の確認が必要である。

 

 

 武蔵浦和駅を予定通り出発。関越自動車道経由し道の駅みつまたに到着。星空がとてもきれいだった。明日の晴れを期待し仮眠。

5:00起床。テント内で各自朝食。その後、旭原駐車場へ。10台程の駐車スペースにすでに2台止まっている。身支度を整え時計回りの周回コースで登山開始。すぐに最初の渡渉点あり。ここは浅めなので問題なく全員渡りきる。謙信ゆかりの道分岐を過ぎると二つ目の渡渉点あり。一つ目よりも深く、ローブも張られているが弛みあり。先に代表とNさんが渡り、ロープをつかみ引っ張ってくれる。代表から渡り方のアドバイスをもらい順に渡りきるが…最後の私がバランスを崩し落ちてしまう。渡る事を急いでしまい慎重さに欠けていた。気を取り直して登山再開。ここから急登が続きひたすら登って行く。途中、大きなカエルに何回か驚かされる。山頂に近づくにつれて岩場が多くなり鎖場もある。9:35大源太山(1598m)到着。山頂はそれ程広くないが、360度見渡せ青空に沢山の赤とんぼが飛んでおり、苗場山・谷川岳・湯沢の町並みなど山頂からの景色は絶景だった。長めの休憩をとり、次は七つ小屋山へ。山頂からすぐに鎖とロープの急傾斜を1人ずつ足元を確認しながら下る。なかなかスリルがある。ふと振り返るとマッターホルンの姿を見る事ができた。七つ小屋山(1675m)到着。大源太山よりも高い。山頂は広くはないがここの景色も最高。日差しを遮るものがなく暑いくらい…濡れていた衣服もすっかり乾いてしまった。

次はシンゴヤの頭へ。青々とした熊笹が広がる稜線歩き。途中、短い木道と小さな池塘もあった。下山は狭い所もあり、藪漕ぎあり、笹で足元が見えにくく滑りやすく慎重に下る。この頃より空には雲が増えて来た。1つ目の渡渉点を渡りスタート地点の駐車場に戻って来る。

道の駅みつまたに隣接する街道の湯で汗を流す。温泉を出ると急に雨が降って来る。山行中でなくて良かった。関越自動車道を経由し、ほぼ予定通り武蔵浦和駅解散となる。

今回、紅葉には少し早かったですが、お天気にも恵まれ絶景を堪能しとても良い山行になりました。ご一緒した代表・メンバーの皆様のお陰で無事に登頂・下山できました。ありがとうございました。

              《K.N》