西穂高~奥穂高~前穂高 

 

7月15日(土)~17日(祝)

 

参加者6名

 

7/15 7:45上高地→12:08西穂山荘着 

2泊3日の山行、少し前の天気予報は悪くなさそうだったのに直前で微妙な予報に

せめてジャンダルムを通過する2日目は晴れてほしいと願いながらスタート。

上高地を散策し西穂山荘までゆっくりゆっくり歩を進める。それでも正午には山荘に着き名物の西穂ラーメンを食べて(美味しかった!!)チェックイン。時間はたっぷりある。

夕飯までお酒やお茶を飲みながらHリーダーよりロープワークの講習。貴重な時間ありがとうございました。夕食時には山荘支配人で気象予報士の粟沢さんから明日の天気予報の解説がありました。予報が難しいがだんだん良くなる?状況により無理をしないようにと。

気を引き締めながら晴天を願い早めに就寝。

 

7/16 4:10西穂山荘→18:30穂高岳山荘着 

スタート時は霧が濃く上下レインを着てハーネスをつけてスタート!

岩は霧で濡れて滑りやすくなっている、独標につくまでに引き返してくる人達とすれ違う。

「この天気じゃね。やめておきます。」「行くんですか?」そんな言葉に大丈夫かな?と不安な気持ちになる。天気は全くよくなる気配はないまま西穂高岳山頂に着く。以前フレスコに入会する前も個人山行でジャンダルムの計画があったが悪天で中止となったことを思い出す。

Hリーダーは迷うことなく先へ進む。ついていくしかない。濡れた岩に足を滑らさないよう集中しながら歩く。晴れ間はないがだんだんと霧が薄くなっていく。

途中固定ロープで確保してもらう。逆層スラブもロープとアッセンダーを使用し全力で鎖をつかみツルツルと滑る岩を登る。アップダウンを繰り返し疲労がたまってきた頃、2羽の雷鳥の姿が見え元気づけられる。

そしてとうとうジャンダルム!!山頂で涙が出てきた。今回悪天にもかかわらず安全に登頂できHリーダー、Mサブリーダー、他メンバーに感謝!!空は曇っていたが満足感とありがとうの気持ちでいっぱいになった。そこからもアップダウンは続き自分の体力不足を実感。穂高岳山荘に到着は18:30。夕食を終え未支度を整えたらすぐに就寝時間となった。

 

7/17 5:00穂高山荘→13:30上高地バスターミナル着

晴天!!昨日歩いた稜線を見ながら奥穂高岳山頂へ。1日だけでも晴れてくれて本当に嬉しかった。前穂高岳の山頂も素晴らしかった。岳沢小屋への長くて急な下り、昨日までの山行で疲れ切った足には辛い。途中救助ヘリの引き上げを目の前で見てきが引き締まる。長く長く感じた上高地まで。上高地バスターミナルでバス待ちの間に食べたかき氷の美味しさはしばらく忘れないでしょう。

無事に山行を終え一緒に登ってくれた今回の参加者の皆様とフレスコに感謝です。

 

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