残雪の巻機山
2023年4月29日(土)
参加9名 (うち体験者1名)
行動記録
4/28(金) 22:15 武蔵浦和発→関越沢石打IC→翌0:45道の駅南魚沼着仮眠1:00▲
4/29(土) 4:00 起床 4:10道の駅南魚沼→4:30桜坂駐車場朝食身支度→5:30駐車場→
→9:20避難小屋アイゼン装着→ 10:00巻機山頂上→10:30避難小屋10:55→13:10 桜坂駐車場
(山行時間 7時間40分 登り4時間30分・下り 3時間10分 休憩時間含む)
14:00 越後湯沢駒子の湯温泉→15:10 そば処中野家へギそば16:20越後湯沢発
18:50武蔵浦和着
山行記録
4/28 道の駅 南魚沼に着くとすぐに車1台分のスペースで二つのテントを設営。
メンバーが手際よく設営して15分後には横になれた。途中周りのエンジン音やトラックなど通行する音が気になって、深くは眠れなかったが、足を延ばして約3時間の仮眠が取れた。
4/29 テントを撤収し桜坂駐車場へ移動。Hリーダーがお湯を沸かし、温かい朝食を頂き、登山の身支度をする。天候は晴れで、気温も寒くもなく暑くもなく丁度良い感じで山行スタート。
途中F代表に草花や山の解説をしてもらう。木に生えている白い花が「タムシバ」
紫色をした草花が「ショウジョウバカマ」。
上越のマッターホルンこと「大源太山」この山は昨年10月に平日組が登った山であるとのこと。ブナ林を通過して、6合目付近から残雪地帯へ入る。先頭のHリーダーが登りやすいように強いキックステップで足場を作って頂く。9合目のニセ巻機山を通過し避難小屋に到着。F代表がアイゼンを付けなくても頂上まで行けるが、この会は山岳会だからと経験を積むといううえで装着。基本的な歩き方を指導していただいた。山頂標識が頭だけ顔を出している御機屋(おはたや)と呼ばれている箇所を通過する。山頂標識はあるが山頂ではない。ニセのニセである。
巻機山は、機織りの守護神。機織りを生業とするかつての魚沼の人々の支えでした。頂上一帯が御機屋(おはたや)と呼ばれ、美女が機を織っていたという伝説が名前の由来となっているそうです。御機屋は信仰上の山頂である。
そこから少し歩くと池塘(ちとう)とよばれる、湿原の泥炭層にできる池沼を通り、石で積み上げられたケルンに到達。これが標高1967m巻機山の山頂である。到着すると、一人一人で9名全員と握手を交わす。空気が澄んでいて眺望も最高であった。
山頂は強風が吹き荒れていたため、記念撮影をしてすぐに下山。風のない避難小屋付近で小休憩する。通常避難小屋にはバイオトイレがあるようだが、1F部分は雪に埋もれていてトイレは使用不可とのことでした。避難小屋を出て、残雪地帯を下る。アイゼンを付けての雪道下山は足の負担も少なく不思議とスイスイ下れる。雪がない普通の時より早いかもしれない。途中アイゼンを外し、雪解けの泥まみれの一体、根回り穴に注意しながら無事下山。予定していた時間よりも早く下山することが出来た。
駐車場500円を払い越後湯沢駅周辺へ移動。駒子の湯(500円)で汗を流し、魚沼地方の名物ヘギそばと天ぷらを食し、東京方面へ向かう。GW初日でかなりの渋滞を予想していたが、渋滞もなく越後湯沢から2時間30分で武蔵浦和に到着。
自身雪山は初めてのデビュー戦。アイゼン、ピッケルを新調しての参加でした。アイゼンの装着方法、ピッケルのザック取り付け方をF代表、Hリーダーに教えて頂きありがとう御座いました。ピッケルは使う場面がありませんでしたが、また機会があれば、その時はご指導のほどお願いいたします。
また、今までソロ登山が中心であったが、フレスコ会員になって初めての山行。
Oサブリーダー他、今回山行を共にしたフレスコのメンバーと会話し、同じ感動を共有できたことも最高の思い出となりました。お陰様で、楽しい登山をすることが出来ました。次回の山行も楽しみです。
記録H.K