五竜岳・鹿島槍ヶ岳を見に大遠見山
2023年3月11日(土) 参加者5名
◆行動記録
3/10 22:30武蔵浦和駅 → 上信越自動車道 → 1:30道の駅白馬(仮眠)→5:00起床、食事-6:10出発 → 6:30エイブル白馬五竜スキー場P着→ 8:15テレキャビン遠見駅→ 8:40アルプス平→ 10:35小遠見山→ 11:05中遠見山→ 11:40大遠見山(30分休憩)→12:35中遠見山→12:55小遠見山→ 13:45地蔵の頭→14:00アルプス平→ 14:20テレキャビン遠見駅→みみずくの湯 、 食事→ 21:00武蔵浦和駅解散
◆山行記録
大遠見山(おおとおみやま)は、長野県北安曇郡白馬村と大町市の境に位置する標高2106mの山。白馬五竜スキー場のゲレンデトップから日本百名山・五竜岳(2814m)をめざす遠見尾根上に連なるピークのひとつ。
当初予定では3月11日(日)アタックでしたが、土曜日が晴天予報なのでとHリーダーから週半ばに連絡があり、みんなの予定が合ったため土曜に変更になりました。今回は「見る」登山なのでせっかくなら天気の良い日に登りましょうという細やかな心遣いです。さすが〜山岳指導員!
その週のヤマレコの記録によれば、気温が高く山も15度あったとか、風がなければ半袖でも登れるのでは?などとあり、考えた末、半袖Tシャツにアームカバーを基本に準備しました。しかし、仮眠の深夜の白馬は寒くて、テントも車も意外と冷えて、、
半袖は失敗したかな、3月の白馬だもの。でもダウンもあるしいざとなれば、と寒さで寝づらい夜を過ごしました。
起床して朝から晴天。Oさんの事前リサーチで8時には100メートルの行列ができるというゴンドラ駅に早めに行くことにして、7時に着くと、見事2組目。だんだんと足先がひんやりとしてくる。Hリーダーが、あと40分待っていると体が冷えちゃうので女性は室内で待っててくださいと。今日はリーダーと女性4人。交代で並びましょと提案するも、結局ひとりで待っていてくれた。
ゴンドラからリフトを乗り継ぎ、地蔵の頭からスタートする計画だったが「リフトも大した距離じゃないので、乗らずに歩いて登ります」とリーダー。出た‼︎ ‼︎ 1週間前の三本槍予定→那須岳三座踏破した話を聞いていたし、おにぐ…と女性陣は言いたかったが(詳細は、終盤Oさんがこわれかけている先週の記録を)、天気がよく良いウォーキングアップになったし、確かにあっという間だった。
ゴンドラを降りた時から寒さはなくて、登山者は上着を脱いでいた。さらにどんどん薄着になり周りには半袖が増えてきて、結局アームカバースタイルは正解だった。2000メートル近いのに雪は柔らかかったりザラメだったり。あちこちにクラックや大きな雪庇が見えた。
アップダウンを連続しながら、小遠見、中遠見、大遠見と進んでいく。右手には武田菱がくっきり雪の五竜岳、やがて鹿島槍ヶ岳が見えてきて、爺ヶ岳まで。
青空に雪山が美しかった。登りはピークを行き、帰りは巻いておりてきた。下まで真っ逆さまな斜面がしばらく続いたり、中には誰も行っていない場所、かなり細い場所など。ケースにあった歩き方を教えていただきトラバースの良い練習になった。
テント装備で五竜岳へ向かう人達を羨ましく見た。次は私もあっち側に行きたいな、もちろんまずは夏山で。
目の前で見たからそんな展望も抱くことができた。
全ての行程でアイゼンとストック使用。ピッケルワカンは使用なし。
GWの白馬の主稜は雪は残っているだろうか。
信頼できる仲間と今回も楽しい山行でした。気づけば今日のメンバーそのまんま来週末も(笑) 新たなメンバーも加えて。またよろしくお願いします。
温泉や食事場所のリサーチ、遠い距離の運転と、皆さんありがとうございました。
記録S・A