冬の愛鷹山 (越前岳)

 

2023年2月15日 (水)

参加者5名

 

新宿駅7:15ー東名高速経由→裾野IC→9:40須山愛鷹登山口→10:00山神社→10:45富士見峠

→11:22鋸岳展望台→12:04富士見台→12:27越前岳→13:37富士見台→14:07鋸岳展望台→

14:29富士見峠→15:18須山愛鷹登山口→裾野IC→東名高速経由→18:00新宿駅解散

 

愛鷹山は富士山の南方に位置する愛鷹山峰を指し、日本二百名山の一つである。富士山をGoogle MAPで見るたびに、気になるその子分。今回はその山峰最高峰である標高1504.2mの越前岳を目指す事となった。

 

  7:15新宿駅集合、通常より集合時間が15分遅いが、それはF代表が7:00始業のレンタカー会社より車を借りて駆けつけてくれる手筈の為。(代表ありがとうございます(´_ _)) 予定通り新宿を発ち、一路静岡方面へ向かう。

9:40 須山愛鷹登山口に到着、付近の駐車場には既に10㎝程度の積雪。準備中に消防より雪の為、無理に前進しないようにとの注意喚起があった。

10:00登山スタート、先ずは登山口付近の山神社に参拝。鳥居を潜り、祠の脇を通り抜け、静まった山道に歩みを進めた。雪を踏みしめながら30分程度登ると、愛鷹山荘が見えて来た。無人無料の山荘・避難小屋との事、未だ避難小屋泊の経験がない自分にとっては、ますますそのハードルが上がった。

10:45 富士見峠着、登り始めた当初より続く雲り空、暫しの休憩後、好転を期待して再び歩む。

途中、兎と思わしき足跡に遭遇。導かれながら登ると、ドーン、ドーン…低く重い音が響き始める。猟銃??? 何??? 警戒しながら先を行く中、思い当たったのが陸上自衛隊富士演習場。距離は離れているものの、遮る物のない富士裾野では想像以上に音が伝わるのかもしれない。

11:22 鋸岳展望台到着、樹林の切れ目よりギザギザに尖った鋸岳が顔を覗く。

12:04 富士見台到着、見渡す限りの雲。富士山どこー??? 12:00にチャイムが鳴って以降、演習停止昼休みなのか、爆音は全く聞こえなくなった。

12:27 越前岳到着、山頂でも残念ながら眺望は余り臨めず。しかしお湯を沸かし、温かい食事を頂いているうちに僅かながら雲間より青空が覗き、裾野が垣間見れ、でも直ぐに再び雲の中へ。

翻弄されながら山頂での休憩を楽しむ。

 しかし想定外の雪の為ペースダウンして予定30分過ぎての到着、当初は山頂より呼子岳→割石峠経由の周回ルートを計画していたが、レンタカーを19:00までに返却しなければならない事を考えると、のんびりもしていられない。ピストンでの下山を提案頂き、ダッシュで帰る事となった。(そもそも温泉にも寄らない計画なのだ)

 13:15 下山開始。下りより各自アイゼン装着、登りで付けて来た自らのトレースを遡る。暫く往くと演習午後の部の爆音が響き始める。途中僅かな青空を求め写真を撮りつつ、一気に下る。

 15:18 須山愛鷹登山口到着

 18:00 新宿西口到着解散→代表、給油のちレンタカー返却

 

静岡の低山、しかも直前の週末はほぼ雪もない様子だったのに、その後3日ですっかり雪に覆われた山へと変わる事に驚き、如何なる山も装備の備えは万難を想定しなければならないと感じました。再訪の際は是非富士山を拝める事を願いつつ、今回共に山行できた皆様に感謝します。

 

M.H