雪のモンスター西吾妻山(西大嶺)

2023年1月28日(土)

参加者9名


◆行程

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22時武蔵浦和出発→12時30分 那須高原SA仮眠▲

1/28

▲ 5時00分出発→道の駅(車チェーン装着)→7時30分グランデコスノーリゾート駐車場→8時30分ロープウェイ乗車→9時15分出発→12時00分西大嶺→13時00分到着→13時30分ロープウェイ下車→14時50分 磐梯温泉センター15時50分→コンビニ(食事・車チェーン脱着)→21時30分武蔵浦和到着


西吾妻山は山形県米沢市と福島県耶麻郡北塩原村の境界に位置する火山。磐梯朝日国立公園に属する。

樹氷:霧や氷の粒が風で樹木に吹き付けられて凍りつくと、樹木が細かい氷で覆われていくのが樹氷であるどんどん成長して、真っ白で大きな塊になったのがスノーモンスターである西吾妻山の木は背が低くて密集しているので、他の山域よりも小さめなリトルモンスターの大群が現れる。樹氷を形成する樹木といえばアオモリトドマツ

 

◆記録

高速ではハンドルが時々強い風にあおられながら那須高原SA到着。

白河からチェーン規制だったが那須高原SAですでに5センチほどの積雪があるが予定通り、テントを張る(仮眠)

高速をおりると一面の雪景色すぐ近くの道の駅で車にチェーンを装着しグランデコスノリゾート駐車場に向かう。

グランデコスノーリゾート駐車場の車内で朝食を取り、登山準備開始

その後リフト券900円×2枚を購入してロープウェイに乗車する。(帰りのロープウェイは無料でありがたい) ロープウエイ下車後に近くの温度計を確認すると-10℃(寒ーい)。

ワカン装着。ワカン装着はしっかりと紐を占める事とアドバイスを頂く。

その後、山頂を目指して出発。凍えていた体が少しずつ暖まってくるのがわかる

時折、青空が覗き日差しで雪には人の影が映っている。雪も降ったり晴れたりを繰り返す天候だが風は強くない。衣服の調整はハードシェルの首元を開ける程度で脱ぐほどでは無かった。歩行中に振り返ると山の向こう側に山頂は雲に覆われていたが磐梯山が見えた。

先頭を順番に交代しなら歩行を進める。小休憩の後、いよいよ樹林帯に入る。

まだ樹氷というほどでは無いが、枝に雪が冠った木々の間を先頭交代で進む

先行の2名の登山者に追いつく。代表が「このままではラッセル泥棒になってしまうので

先頭変わります」と告げたときは、ちょうど自分が先頭だったので、とりあえず進もうと

してみたが、どうしたらいいのか?ストックを縦にして掘ってみる。すかさず後ろの方から「ストックは横にして雪を手前に落とすの」とのアドバイスを頂く。早速試すと腰ほどまである雪がどさっと落ちてワカンで進める高さとなる、その屈伸を何度か繰り返して進む。膝くらいの雪だったり腰ほどの積雪だったりを繰り返し先頭を交代して進む。

初ラッセル、先行の方の大変さを身をもって感じる。(先行のお二人に感謝)

帰りのロープウエイの時間を考えると折り返しのタイムリミットは12時という事だったので西大嶺までで折り返す事にする。

ラッセルを繰り返し、なんとか西大嶺に到着。辺りを見回すとモンスターがいる!

樹氷のリトルモンスターが沢山!見れて感激であった。

下山の時間と寒さを考えると長居はできないので写真を撮って折り返す。

登りで下山のためにしっかりトレースを付けたはずだったのにメンバーがナビを確認したから予定より右のルートを歩いている事が判明。左、左とトレースのない雪山を代表が先頭で下る。しばらくしてスキー場の滑走路にでてほっと一安心。代表の方向感覚の良さに感心&驚く。おかげで予定より早めにロープウエイに乗車でき無事下山となる。

その後、磐梯温泉センターであたたまる。少しぬるめのお湯でしたがその分お風呂につかりならの山話を聞かせてもらって楽しいひと時。

今回入会後、初の参加で学ぶ事が沢山だった。

雪山の装備、ワカンの装着、ラッセルの仕方、チームワーク、初めての事のほうが多かった。途中ラッセル、上りがつらかったが頑張れたのはご一緒頂いたメンバーのおかげ^^。

ありがとうございました。

参加させていただいてありがとうございました。

運転して頂いた方がお疲れ様でした感謝致します。

 

                         記録 M・N