厳冬期の天狗岳

 

2023年1月15日(日)

参加者8名

 

◆行動記録

1/14   22:00新宿駅 → 中央自動車道 → 1:00茅野市運動公園(仮眠)

1/15   4:00起床-5:30出発 → 6:00唐沢鉱泉・桜平分岐付近(駐車)6:30 → 7:45唐沢鉱泉 → 10:30第一展望台 → 10:50第二展望台 → 11:30西天狗岳(休憩30分) → 12:20 第二展望台 → 12:40第一展望台 → 13:50唐沢鉱泉 → 14:30駐車場所 → 縄文の湯 → 新宿駅

 

◆山行記録

西天狗岳は、長野県茅野市に位置する標高2646mの山であり八ヶ岳連峰のほぼ中央にそびえている。南北に連なる八ヶ岳の主稜線上に位置する東天狗と構成される双耳峰であり、二等三角点が設置された西天狗岳が最高峰となる。

 

当初、黒百合平でテント泊(雪上生活研修)の予定だったが、週末の天気予報が雨となっており、季節的に低体温症の危険もあるとの事で、日帰りへ変更となった。

22:00新宿を出発、渋滞もなく茅野市運動公園へ到着。広い駐車場の端の方へテントをはり、就寝。

翌朝、運動公園を出発。途中、先がほとんど見えない程の濃霧となり、今日の山行は真っ白景色か、と気が重くなる。唐沢鉱泉をめざすが、雪道でタイヤをとられる為、車で先へ進むのは断念し、予定より2Km以上手前に駐車。登山口まで予定外の移動時間が発生してしまったが、計画していた周回コースからピストンへ変更すれば、時間的には変らないとの事。

準備をととのえて出発。いつの間にか明るくなった空を見上げると、青空と朝焼けの景色が見える。一日中曇り予報で諦めていた天気が良い方に裏切られた。山頂からの眺望も期待できると思うと、元気が出た。1時間15分の車道を歩き、やっと本来のスタート地点、西尾根登山口に到着。

しゃくなげ橋を渡り、静かな樹林帯を登っていく。風もなく、暖かい。前日の降雪を心配したが、雨だった模様。第一展望台では、八ヶ岳ブルーの見事な景色。硫黄岳、横岳、赤岳、阿弥陀岳、権現岳ずらりと八ヶ岳の主要な山が見渡せる大絶景。こんな素晴らしい景色が見られるとは思っていなかったのに、来た甲斐があった。

30分ほどで第二展望台に到着。先の方に西天狗岳がよく見える。少し歩くと大きな岩交じりで、勾配も急な岩場となった。岩場のアイゼン歩行は苦手だが、先行のHリーダーのお陰でスムーズに山頂へ到達出来た。風は少し強いくらいだが、雲が多く、流れが速い。計画通り、この先の東天狗まで行ってしまうと、下山途中で雨に降られる可能性が高いとのHリーダーの判断により、本日はここまで。山頂でゆっくり休んだ後、来た道を引き返す。途中、休憩は一回のみで順調に下山。ちょうど登山口へ着いた辺りから小雨が降りだした。予報通りとの事。

縄文の湯でゆっくり温まり、途中、八ヶ岳S.Aで夕食後、新宿へ。

 

ずっと行きたかった冬の天狗岳、諦めていた天気も良くて、楽しい山行となりました。

今回でフレスコでの山行は二回目ですが、頼もしいメンバーとのこれからが楽しみです。

運転をしてくださった皆さま、毎回感謝しています。

ご一緒できた皆さまありがとうございました。

記録 J.U