紅葉の裏巻機渓谷
実施日:2023年10月25日(水)前夜発
参加者:10名
【行動記録】
10月24日 22:00武蔵浦和集合→1:30道の駅ゆのたに到着→2:00テント就寝
10月25日 5:00起床→朝食、テント撤収→6:00五十沢キャンプ場経由みたて小屋(駐車場)→7:00登山開始→9:00取水口(折り返し地点)着→9:15折り返し開始→10:30み たて小屋着、昼食→11:30温泉に向け出発→12:30湯沢温泉駒子の湯→13:30帰路出発→16:30武蔵浦和着、解散
【裏巻機渓谷】
百名山巻機山の北面を源流域とする五十沢川により創りだされた6Kmにおよぶ渓谷。
そのうちのおよそ2.5kmがトレッキングコースとなっている。(今回はそちらを歩く)
【記録】
前夜武蔵浦和に集合。
交通手段はレンタカーを利用。運転交代、荷物の積載、乗り降りなど、人数によっては利便性が非常にあるようだ。
交通は順調で予定どおり到着、テント設営。
道の駅はテントも張りやすく、近くにコンビニもあり、便利な場所であった。
翌朝快晴。代表が事前に連絡してくださっていたため、通常より、早くゲートを通過。当初の予定より1時間早く7:00から登山開始。
裏巻機渓谷は数100mの絶壁がそそりたつ景観が素晴らしいが、とりわけ紅葉が綺麗らしく、丁度その時期でもあり、とても楽しみにしていた。
そして当日、紅葉は真っ盛り。背景が青空なので、より一層映えて見える。
最初は道幅の広い木々の中を進むが、すぐに切り立った岩肌が現れる。その灰色と色とりどりの木々とのコントラストが美しい。
ゆっくりと写真をとりながら進むと、だんだんと道幅は狭くなり、ほどなく割石沢という岩の間を水が流れ落ちる場所につく。裏巻機渓谷にはこういった、大小の滝が多く、それが狭い川筋に流れこむため、荒々しい渓谷が創らている。
道は殆ど平坦だが、時折、それを横切って流れ落ちる川を渡ったり、岩を越えたりするので、変化にとんでいる。
そして、この遊歩道は永松発電所の水源確保のため、岩肌を削って作られ、岩をくりぬいた箇所などもあるので、下の廊下を彷彿させるとも言われる。
今年、下の廊下に行かれた方のお話も伺い、いつか行ってみたいと思った。
ほどなく、行程で1番大きな不動滝へ。縄梯子のような心許ないハシゴをつたったりしながら、50mほど降りると豪快な滝壺につく。
しばし眺めて、道にもどる。このようにところどころ、寄り道をしながら進んでいるとあっという間に折り返し地点の取水口に着いてしまった。
その先も山は深く、渓谷は続いている。
そして道も取水口のその先に続いており、巻機山の最奥牛ヶ岳にまで達するらしい。が、橋はかけられておらず、渡れない。
いずれにしても遊歩道はここまでである。
昼食をとる予定であったが、場所が狭く、帰りの歩をすすめることにした。しかし、その後も適当な場所がなく、時間も早いので、結局登山口まで戻ることになった。
駐車場でゆっくりと昼食をとり、川端康成の雪国から名をとった湯沢温泉駒子の湯へ。
その後、帰りも順調に武蔵浦和に到着した。
高低差も少なく、危険箇所もほとんどなく、行程もゆったりとしていたので、写真をとりながら、和気あいあいとした、終日楽しい山行となった。
今回も代表、参加者の皆様ありがとうございました。
記録E.K.