夏の常念岳
2022年8月7日(日)
参加者5名
8月6日(土)新宿駅22時→中央自動車路 安曇野インター→一の沢駐車場1時30分(仮眠)
8月7日(日)3時30分起床 -4時出発→一ノ沢登山口4時20分(トイレタイム)4時40分→大滝ベンチ6時10分→常念小屋8時30分 - 休憩 → 常念岳山頂10時30分 - 休憩 →常念小屋11時50分→
一ノ沢登山口15時15分→一ノ沢駐車場15時30分→温泉ほりでーゆ四季の郷経由→新宿駅21時
【行動記録】
昨年から何回か天候不良で流れた常念岳
ようやく待ちに待ったこの日がきた。
とはいえ、コースタイム約10時間。フレスコでは決してロングとは言わないのだろうが、登山歴1年半の私の中ではロングコース。
ばてずにいけるかという不安もあった。
一ノ沢第一駐車場へなんとか停められるが、車多くテントを立てられるスペースは厳しい。 また、時間的にも2時間しかない為、車の中で仮眠する。
3時半起床、4時暗い中、ヘッデン付けての出発。
駐車場にはトイレはない為、舗装道を15分歩き登山口でトイレタイム。
先頭はリーダーHさん、ラストはサブリーダーIさん、登山口に大きい文字で「熊出没注意」の看板が。。。
「真っ暗で獣が出そう」とリーダーHさんに恐々伝えると、笑いで返された。頼もしいリーダーである。
10分ほど行くと、山の神 鳥居があるので、1日の無事を5人順番に祈願する。
最初はなだらかで歩きやすい。 徐々に明るくなってきた。お天気はまずまず、期待に胸が膨らむ。
大滝ベンチで、水流を眺めながら1回目の休憩。和やかなムードでまだまだ皆元気。
しばらく樹林帯を沢沿いに進む。沢の脇なので、時折涼しい風が吹き、水の流れる音も心地よい。
丸太の橋を何回か渡り沢を超えていく。
樹林帯を抜けると胸突八丁。ここからは、階段や岩場で高度を上げていく。胸突八丁という地名の通り、徐々にきつくなり息も上がる。
再び沢を渡るところが最終水場。河原でひと休み、潤沢に出ている冷たい水を補給してクールダウンするも、Uさんが体調不良を訴える。
UさんをHリーダーの後ろにして様子見ながらの再出発。
第三ベンチを過ぎると目の前に常念岳の手前ニセピークがど~んと現れ、思わず声が漏れテンションが上がる。
常念小屋まであと少し!とHリーダーの声がかかり、皆ますますテンション上がる。
8時30分常念小屋に到着。予定より速く着いた、なかなかいいペース。
午後からお天気が崩れる予報なので、小休憩し山頂目指すことにする。
しばらくするとOさんが足がつったと訴えた。OさんとUさんの荷物の一部をHリーダーが持ち、様子を見ながらゆっくり山頂を目指すことにする。
そして、ようやく10時30分常念岳登頂!!
槍や穂高連峰、北アルプス、少し上に雲があるものの素晴らしい絶景、蝶ヶ岳や大天井岳へ続く稜線も見事に美しい。
登頂の感動と絶景の感動の喜びを、Hリーダーや皆と握手を交わし分かち合いたかったが、山頂狭く混んでいた為、残念ながらお預けとなった。
南側からガスが上がってきたので、浮石に注意しながら下山を開始する。
常念小屋まで下りてきて、とりあえずひと安心。 11時50分下山開始。
長い下山で私はバテバテだったが、15時15分ようやく登山口に到着。
下山後は、温泉ほりでーゆ四季の郷で汗を流し帰路につく。
「皆で声かけあい一緒だったから登頂できた」とUさんとOさんは言っていた。 私も下山はバテバテだったが、皆が一緒だったから、頑張れた。
このフレスコの仲間とだから、そして皆にいつも助けていただいているからこそ、登れる山があると思う。
Hリーダーの頼もしさを感じ、後ろから優しく見守ってくださったサブリーダーIさん、一緒に登って下さった皆様、深く感謝致します。
思い出に残る最高の山行となりました。ありがとうございました。
記録M・F