夏の乗鞍岳

2022年7月13日(水) 参加者7名

 

[行動記録]

 

7/12 新宿西口22:00→松本IC経由→ほおのき平3時到着仮眠

7/13ほおのき平(バス)6:55→畳平7:50→肩ノ小屋8:30→頂上小屋9:21→乗鞍岳(剣ヶ峰)9:23→肩ノ小屋10:51→富士見岳11:20→畳平11:40→11:50発バス→ほおのき平12:40→温泉経由→新宿西口18:45着

 

日本百名山の乗鞍岳は、北アルプスの最南端に位置し剣ヶ峰(3026m)を最高峰に23の峰と7つの湖 8つの平原からなる名山です。

新宿西口に着くと土砂降りの雨、携帯を忘れ時間ロスがあった私は雨どころでわない。

車内は皆さんスタンバイOK、私が大雨を連れてきたと言われながら出発。関越道は埼玉での警報の為通行止めもでている状況下、中央道は幸いエリア外だった。

それぞれ、心配した家族からラインが届いている。

土砂降りの中ワイパー最速で慎重に運転

ほおのき平に定刻で到着、雨も上がり夜空には満点星、想定外の夜空を見上げ明日の晴天を期待する。

少しひんやりする気候が気持ち良く、シュラフに入ると丁度気持ちのいい温かさ…

気づくと鳥の囀り、F代表の声で朝を迎える。

朝食を済ませバス待ちでブラブラ、ベテランNさんは、早々にバス停ポールの元にザックを置き乗車の順番を1番にとっている、流石である。私も慌ててザックを並べる。

50分で畳平に到着の前に、仮眠と思いきや槍ヶ岳に気づくと少し雪の残る北アルプスが連なっている標高を上げ雲海も現れると、高さを実感する(標高2702m富士山5合目より高くバスで走れる標高到着しては日本一)バスでここまで来れるのはありがたい。

畳平に着くと気温4℃と表示されている。

Tシャツだけで凍えている私に「山を知らなさすぎる」とF代表ご尤もである。

肩ノ小屋まで、ゆっくり整備された道を高山植物の女王駒草 ハクサンイチゲ イワツメクサ コバイケイソウ他の写真を撮りながら進む。

雪が年中消えない事から名づけられた不消ケ池、コバルトブルーと雪のコントラストの美しさに心を奪われ呼吸を忘れる。少しずつ進みながら角度を変えて何枚も写真を撮る。

バスに乗り1時間半で、こんな素晴らしい景色の場所に来れる環境に感謝する。

孫も早々に連れて来たいと思い出す。

肩ノ小屋に着き乗鞍岳を見上げていると、「昨日は嵐だった、今日は久々に晴れたよ」

と小屋の店主。やはり、フレスコは、天候に恵まれている事を実感する。

「地元の学生達が4、500人登って来るから早く登った方がいいよ」途中、紫色のジャージで列を成す子供達を見下ろしていた。出会う前にと早々に出発。

「美味しい出汁を作って待ってるよ〜」と、笑顔で送り出してくれる。

小屋を過ぎると、登山道らしいザレ場の道が続く。

「今日はご褒美のピクニックだ」とF代表の言葉に油断していた私、久々の3000mの山…高度順応の苦手な私、気づくと息が吐けず呼吸が苦しい、一歩一歩やっとの思いで連いて行く。すると再び眼下にコバルトブルーの権現池が見えてくる。

美しくさに吸い込まれ身体がリッセットされた感覚になる。

頂上小屋を通過し乗鞍岳(剣ヶ峰)に登頂。頂上には登頂者が多く、さすがの百名山

ユーチューバーのオトナ女子の山登りのきれいなお姉さんも撮影中(横目で撮影の仕方を学〜笑)

少し雲も湧いて360°見渡せる山並みの山頂には雲がかかり夏を感じる景色、空気感が気持ちいい。

山頂には乗鞍本宮神社がありお参り後に手彫りの雷鳥のついたお守りを孫の為に購入。頂上でのみ購入できる登頂バッジをFさんは購入。

休憩中、先程の中学生達が降りて来る。疲れた様子もなく皆んな元気に挨拶をしてくれる。

下山時も池の色の変化を楽しみながらスムーズに。

丁度1時間に一本しか無いバスの発車10分前に畳平に到着。

希少なクロユリに出逢えなかったMちゃん。次回の楽しみが残りました。

時間の余裕があった為、F代表が以前から気になっていたと言う白骨温泉へ。

人数制限があるお風呂だった為2つに分かれ、私は公営野天風呂へ路上から130段下り渓谷の野天風呂へ、想像以上に綺麗で広く備品、シャワーもOK公営には思えないクオリティー秘湯を守る会の会員のMちゃんも納得の温泉と話す。

乳白色の肌に優しい弱酸性のお湯に癒され野天風呂の開放感を満喫、また絶対行きたい温泉10選に入りました。

湧水をいただきスッキリし新宿へ。F代表のリベンジ乗鞍岳計画のおかげ様で最高の乗鞍岳を満喫させていただきました。ご一緒させていただきました皆さまありがとうございました。

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