那須朝日岳東南稜
2022年5月7日(土)
参加者 6名
行動記録
5月6日(金)晴れ
武蔵浦和22:30→東北道那須インター→峠の茶屋駐車場1:00仮眠
星が綺麗に出てる空だった。
明日の天気に期待する。
洗面トイレが新しく綺麗に立て替えられていた。
5月7日(土)晴れ→霧
4:45起床 青空のスッキリした天気。
テントの中でお湯を沸かし、ゆっくりと朝食を摂る。
6:00出発 青い空に朝日岳東南稜がカッコ良くスッキリと浮かんでいる。
トイレ裏から、バリエーションの道に入る。笹を掻き分け、雪の重みで倒れてる木々を掻き分け進む。足元には沢山のふきのとうが咲いていた。
6:50 とり付きの堰堤に到着 ハーネス、ヘルメット装着、ロープスリング、テープスリング、カラビナの付け方を教わる。
7:00スタート
急登のザレ場を落石注意しながら進む。雪解け後の岩場はもろい。ガバで手を掛けると、岩の亀裂で動く。手の平で押さえつける様に、足運びにも注意が必要だった。
門を通過し、1回目の岩峰でロープの準備。リードはH、ビレイヤーはI、後続はプルージックで登る。
次に懸垂下降。新しいボルトに9.5ミリのロープを通す。この時から、雲の中に入ってしまった様で、霧雨状態の天気。風も強かった。周りは真っ白。
アルパインは順番で登るため、待ち時間が長くなるので、スタートから、レインパンツ着用の指示が有り履いていたので寒くはなかった。
全員が、懸垂下降終了し、次は、目の前のハングした岩を登る。ここはプルージックで無く、途中8の字結びてハーネスに付け、リードのHに、引っ張り上げてもらう形で登った。
登り終え、水分補給と行動食をとる。雲の中にいるので周りは真っ白。景色を見てみたいが、白い中に迫力ある岩が、更に大きく力強く見える。案外アルパインに集中出来たと思う。
次は、ザレ場、ガレ場のゾーン。更に動く岩、ただ乗っているだけの岩、手も足も置き方、運び方を考えながら進む。
最後の頂上直下でロープを出す。今までに比べると傾斜が緩く足場も有り、落ち着いて登れる。リードはH・.ビレイヤーは研修の為Gに代わる。初めての実践でのビレイ習得。
無事、アルパインを終え、頂上へ向かう。
11:00朝日岳 生憎の天気で、頂上には誰も居なかった。晴れていたら頂上でお昼を食べて居る登山者達に、一般道以外から現れる我々にハーネスにカラビナ、テープ類をガチャガチャ付けてロープを担いで出現した我々を拍手で歓迎してくれるそうだ。
今日は誰も居なくて、拍手がなくて残念。達成感に満ち溢れた顔を写真に収めた。
頂上で一息、腹ごしらえをして、一般道で駐車場へ戻る。途中、残雪の足幅しかないトラバースの道を3回通過。落ちたら、下まで滑り落ちる。アルパインより怖い⁈
お天気であれば、左手に登った東南稜線が見えるのだが、
12:40駐車場到着 温泉に寄り帰京
16:30渋滞も無く、武蔵浦和到着
今日もF指導員のもと、無事にアルパイン終えられた事感謝致します。
男性陣のお二人、ロープを担いで下さり、ありがとうございました。
また一つ経験を積むことが出来ました。
記録 KS