新緑の権現岳
2022年5月29日(日)
参加者7名
【行動記録】
5/28 22:00 新宿駅集合→小淵沢IC→25:30道の駅小淵沢到着・仮眠
5/29 5:00 道の駅小淵沢出発→5:40天女山登山口登山開始→8:20前三ツ頭→
9:30三ツ頭→10:35権現岳山頂→12:00三ツ頭→12:25前三ツ頭
14:12天女山登山口到着
少し風はまだ冷たいな、と感じる朝。晴れ予報の暑さに警戒しつつ登山口に立つ。青空の広がる上を見上げ、さあ出発だ。
私の定位置はリーダーの次の2番目。ゆるやかな登りはじめに少しホッとする。新緑に囲まれカッコウのさえずりの中、1時間ほどで休憩を取る。ここまでは歩きやすい。木陰の中の山行は暑さも気にならず、メンバーの花談義に耳を傾ける余裕もある。でもそこはやはり八ヶ岳。ずっとそんな調子とはいかないだろう。
最初の休憩からの道で勾配が少しきつくなる。あ、山桜。可愛い小さな花。見つけても、もう写真はみなさんにお任せ・・・・。標高が2300mを超えたあたり、背丈を超える木々が無くなり、ふっと視界が開けた。これから目指す前三ツ頭や八ヶ岳の裾野が目前に広がる。そしてその先には霞がかった初夏らしい富士山。休憩しながら堪能する。木陰が無くなると、暑さの体感が一気に増す。ザレ道も続く。登山口から登り続けて2時間半、前三ツ頭に到着。ようやく本日のピーク権現岳が見えた。編笠山の青年小屋、結構低いところにあるんだな。権現岳のあの山頂の形、ほんとにあそこに登るの?名前の通り、赤岳って赤い色してるんだね。あ、三ツ頭まで下ってまた昇るんだ。・・・先はまだまだ長い。
ハイ松の道を下って登る。行きかうハイカーさんから鎖場で行列が出来てるという情報を貰う。訓練なのか、ロープで一人一人上げている集団があるらしい。そんなに凄い岩場なのか・・・体力を消耗してる身に大丈夫かな?と少し心配になる。鎖場につく頃には行列も解消されていた。心配していた岩場もそれほどでもない。力を振り絞って体を持ち上げる。やったーここまれくればあと少し。山頂で休憩している人たちや、尖がった山頂の岩が見えた。山頂でメンバーの写真を撮り、休憩を取る。天気にも恵まれ、赤岳から続く八ヶ岳の尾根も良く見える。相変わらず霞がかった富士山も、少し奥ゆかしく好ましい。疲れも吹っ飛ぶ景色でした。
気持ちを引き締め下山開始。ザレ石に足を取られ、滑ること数回。ながーい下りを経て駐車場に到着です。温泉と八ヶ岳ソフトクリームを堪能し渋滞が待つ帰路につきました。
Hリーダー、メンバーの皆様、今回も楽しい山時間をありがとうございました。
記録 A.Y