会津駒ヶ岳と地図読み講習】 


2022年5月14日(土)~15日(日)

 

参加者’ 10名


5/14(土)

 武蔵浦和08:20~佐野SA09:00~道の駅湯の香しおばら11:00~道の駅 番屋12:00~ 

 桧枝岐民宿14:20

5/15(日)

 朝食05:30~出発06:00登山口へ~滝沢登山口06:38~駒の小屋09:51~会津駒ケ岳10:15~滝沢登山口12:16~温泉経由14:00 ~那須塩原インター16:00~武蔵浦和19:15


5/14

金曜の夜出発予定だったが、土曜日の天候がよくないとことから、土曜朝出発し登頂は日曜日に変更となる。土曜は移動のみ。

渋滞なく高速をすすむ。高速をおりてから桧枝岐に向かう途中の道の駅番屋にて、蕎麦の昼食をとる。

桧枝岐に向かう途中、F氏のバイルを使い、斜面の残雪を発泡スチロールにとる。これで飲み物を冷やすそう。

このバイルはF氏が長く愛用されていた貴重な品で、使い込んだ木の柄と鉄の刃だった。この山行で次リーダーのH氏に託された。


更に静かな山道を進み、飲み物・食料を買い民宿に到着。まずは温泉♨となり、男女交代でお風呂に向かう。

このお風呂がトロトロぬるぬるで肌触りが最高。浴槽から見える新緑も心地よく、つい長湯となる。

風呂を出て食事までの1時間ほどは暫し懇親会。先程とってきた残雪氷に飲み物を入れておいたらキンキンに冷えていた。

今回の目的のひとつ、地図読み講習は、夕飯のあととなる。

お楽しみのひとつである民宿の夕食タイム。

地の物をふんだんに使った料理が盛りだくさん。中でも天婦羅に盛り付けられていた「サンショウウオ」。「サンショウウオ」ってどんなのだっけ?…と思いながら食べてみると歯応えがあり美味。

お刺身・山菜天婦羅・裁ちそば・はっとう、、どれも心のこもった郷土料理で美味しくいただいた。大満足の食事のあと、地図読み講習会を始める。

事前の課題で1/25000地図を各自で用意することになっていた。各々で違いあり、どれがホント?

F氏や皆から地図のダウンロード方法等を教えてもらい、用意した地図を広げる。

磁北線を引き、基本的なコンパスの使い方を習う。今日は机上の講習、実践は明日の山でということで就寝。


5/15

朝食後登山口近くまで車でいき、林道を歩いて滝沢登山口からスタート。スタートから昨晩の地図読みを実践し各自方角を確認。

F氏の言葉通り、天気は晴れ傾向。頂上でのパノラマビューを期待して出発。

雪の無い所・融雪でぬかるんだところ・残雪のうえを繰り返しながら1時間ほど登る。

その後はほぼ雪のうえ。アイゼンつけておらず滑る。F氏より、ちょっと大袈裟な位のキックステップがよいと教えてもらう。

二度めの休憩でアイゼン装着、歩きやすくなる。ここからはずっと雪のうえをゆく。

山頂はどのへん?あそこだよと教えてもらう。…まだまだ遠いなー。

途中視界が開けところからは、燧ケ岳や白根山のほか周辺の山並みが見える。結構急な斜面を登り続け駒の小屋到着。ここで暫し休憩。

頂上から山スキーでおりてくる人もいた。更にあそこまでだなと最後の急登を登る。20分ほどで会津駒ヶ岳山頂へ。

眼下に真っ白な斜面と、ぐるりと見渡せる360度の眺望。山頂から見える別の山を確認したり、雲海・素晴らしい景色を堪能したのち下山。

雪の季節でない時は池塘も見ることができ、また違った景色だと教えてもらう。

下山は早い。シャーベット状の残雪のうえを滑るような早さでおりてゆく。

下山の時はさらに晴れ間がのぞき太陽が眩しかった。

青い空、木々の緑、雪の白、素敵なコントラストだった。

先ほどまでいた頂上の雪景色とは違って、麓登山口付近は緑に覆われ、今年の雪山登山も終わりだと感じられた。

下山後はまたトロトロの温泉に入り疲れを癒して帰路に。

桧枝岐から帰りの一本道を運転していると、眼前に広がる山の緑に吸い込まれる様な感覚に陥った。

静かな緑の多い村の景色も素晴らしく、また来たいと思えた。

多少の高速渋滞はあったが、予定より早く武蔵浦和に到着し解散となる。

次回は、草紅葉の頃に駒の小屋に泊まりに行こう。

 

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