厳冬期の蓼科山と雪上テント研修

2022年1月22日(土)〜23日(日) 参加者 12人

行動記録

1月22日 晴れ

新宿9:00→中央高速道→諏訪IC→茅野市内(買い出し、昼食)→すずらん峠駐車場(テント泊)▲15:00

1月23日 晴れのち曇り

▲すずらん峠駐車場6:13→ 蓼科山登山口6:23→蓼科山9:27→登山口11:26→縄文の湯→諏訪IC→新宿西口17:00

9:00に新宿西口を出発。

土曜日朝の中央高速道は車も少なく快調に進み、諏訪インターを下りる。

茅野市内の大型スーパーにて、今夜の夕食の鍋材料と飲み物を調達。Fリーダーの指示で女性は食材、男性は飲み物と分かれて買い物をする。このような大人数分の買物であるにもかかわらず、内容や分量などがスピーディーに決まっていくのは、山で恒常的に行っている取捨選択と、メンバーが一丸となって行動する成果が…買い出しでも発揮されるという!フレスコの団結力が垣間見られた気がしました!!

その後、おぎのやで昼食をとり、ビーナスラインを上って(途中でチェーン装置)、すずらん峠駐車場に到着。テント場を作る。

スコップ2個と各自のピッケルで雪をどけて整地し、水平にならしていく。

今振り返ると、12名の大人が大騒ぎしながら雪遊びをしているテイであったなと笑えてしまう。

買い出しにしても、学生時代のサークルを思い出すような楽しい経験だった。

テント設営する頃にはちょうど周囲の車はいなくなり、二つのテントに分かれてコーヒータイムからのお酒タイム、からの鍋パーティーが始まった。

Fリーダーのテントでは、テント内でガスを使う料理をする際の段取りや換気のことなど、食事していく中で自然と学ぶことができる。また都度起こる疑問をそのたびに質問して、とても有意義であった。

「こんな量が食べられるのか⁉︎飲めるのか⁉︎」という食材と酒類は、見事にその夜に消費され、翌朝は4時起床、6時出発と告げられて就寝したのでありました。

2日目。

さすが1月の八ヶ岳の朝は酷寒である。

テントの中で前日の鍋にうどんを加えての温かな朝食をたっぷりととった後、登山口からアイゼンを装着しヘッドライトをつけて登山開始。

始めこそ、ゆるやかな雪道歩きで夜明けや日の出を楽しむが、程なく急勾配になる。幸徳平をすぎると、さらに坂は急になり、

「ここまででふくらはぎが痛い人は、アイゼンワーク違ってるぞ」とFリーダーから声がかかる。このままその登り方を続けると山頂まで持たないとのことで、サイドステップを教わる。

また、ピッケル研修を希望者に行い、その間は二手に分かれて行動した。

Hリーダーは適宜休憩を立ててくれたので無理な疲れもなく、

9:27蓼科山山頂到着。360度パノラマビュー‼︎

高曇りながら南八ヶ岳はもちろん、南中央アルプス、御嶽山、北アルプス、浅間山…全て見ることができた。

山頂は風が強いので、記念撮影後下山した。

下りも希望者に下りのアイゼンワークを講習、オマケ?にセーフティな尻セードまで教えて頂き、実りの多い(笑いも!)雪山山行となりました!

登山口に到着した時、Hリーダーに思わず「お疲れさま」と声をかけた。

初級者向けの山とはいえど、雪山12人パーティ。初心者もいた。

「気を遣って、疲れた?」と聞くと、「気遣った!疲れた〜」と。

そうだよね、そうは見せないけど。若きリーダーを応援したくなりました!

そしてFさんはじめ本当に皆さんいつもありがとうございます!安全で楽しい山行が続けられるのは当たり前のことじゃない。そう感じる昨日の山行でした。

縄文の湯に立ち寄り、渋滞もなく、17時に新宿西口に到着、解散した。

特記させていただきますが!駐車場常設トイレ(冬季は1個のみ)は、管理者がおらずとても使用できる状態でなかったため、男性メンバーが合計2個の仮設の雪の中トイレを作ってくれました。

膝上までの雪をラッセルしテントから遠く離れた場所に。

おかげで安全に安心して使用することができテント泊快適なものになり、本当に感謝します。

記録 A・S