晩秋の妙義山(相馬岳)

 

日程 11月30日(日)

参加者 6名

 

山行記録

11月29日(火)

武蔵浦和22:00→道の駅みょうぎ12:15仮眠

11月30日(水)

5:00起床→6:25出発→7:20大の字→9:15ビビリ岩→10:10背びれ岩→10:16大のぞき→11:15天狗岩→11:36タルワキ沢分岐→11:52相馬岳→13:16中間道分岐→13:48中間道分岐へ再び戻る→14:30下山

 

11月29日

定刻通り集合、出発するが、途中時折雨が強く、この分ではテン泊は難しいかな、全員車中泊かな、と覚悟したが、幸いにも駐車場到着時には雨があがってくれた。さっそくテントを設営、就寝する。

11月30日

定刻通り起床。昨日の雨はすっかりあがり、満点の星空に今日の山行の期待が高まる。途中、妙義神社に今日一日の安全を祈願して出発。妙義神社の参道のモミジが最高潮の色どりで美しい。

 

大の字の広場でハーネス、セルフビレーコードを装着する。ここから先は鎖場が連続する気を抜けないルートだ。

今回は鎖場におけるビナ通しの練習ということで、念のためフィックスロープを張り、ロープマンやタイブロックのアセンダーを使用して墜落防止措置を施した。

まずは最初の難関、奥の院の鎖場。スタンス、ホールドはそれなりにあるが、角度が立っており、岩場に不慣れな人には、支点でのカラビナの架け替え時など、多少怖さを感じるかもしれないところだ。皆、肩で息をしながらも、全員無事に通過しホット一息。

次のポイントはビビリ岩。ここは先ほどの鎖場より幾分角度は緩いが、谷底に切れ落ちている分、下を見てしまうと確かにビビる。ここも同様にビナ通しとフィックスロープで通過する。

次のポイントは背びれ岩。ここまで来ると、皆だいぶ慣れてきて、ロープは張らず、ビナ通しだけでサクサクと登れるようになったと思う。今日の怖いポイント三か所を無事通過し、大のぞきで一休み。皆の笑顔が良い。

 

ここから先の危ない所、10mの鎖場2本と30mの長い鎖場、を慎重に下り、相馬岳に到着。計画時間より少し遅れたため、短めの昼食を済ませ、そそくさと下山する。

タルワキ沢コースを下り中間道分岐に来ると、妙義神社方面への道には通行止めのテープが張られていた。やむなく中之嶽神社方面へ向かって歩き出したが、15分ほど行ったところで、反対方向から来た若者グループにリーダーが聞いたところ、通行止めになっているが何の問題もなく通れるとのこと。だいぶ足が疲れてきたところだったので、この有難い情報を聞いてくれたリーダーと教えてくれた若者に感謝。これで一時間くらい短縮になったと思われる。通行止めは、新たに階段を設置しようとしている途中だったのか?、特に何の問題もなく通行でき(他言無用でお願いします)、無事に妙義神社に到着。あらためて神様にお礼参りし、本日の山行を締めくくることができた。

 

リーダー、参加者の皆様、お世話になり有難うございました。

また次の機会にもよろしくお願いいたします。

以上

記録:H.T.