日光白根山
2022年11月20日(日)
参加 6名
11月19日(土)
22:00武蔵浦和→東北自動車道—清滝IC→01:00奥日光湯元本通駐車場
11月20日(日)
05:25湯本温泉—08:04国境平—08:38五色山—09:25弥陀ヶ池—10:37奥白根山—
11:36五色沼避難小屋—12:35前白根山—12:55天狗平—14:40 湯本温泉—
湯の香(温泉)—20:00武蔵浦和
予定通りに日の出前の暗闇の中、ヘッドライトをつけて出発。温泉街の道を登山道入口に向かって進む。私達以外には誰もいないはずの暗闇の中に沢山の光る点が。木々の中に沢山の鹿の群れ。姿が見えないとちょっと不気味。今回は湯元温泉から五色山~白根山~前白根山の周回コース。
午後から雨予報だったので、雨の降る前に下りようとスタート。
登山口を見つけ進むが、暗い中ルートがわかりにくかった。印のある本格的な登山道まで、リーダーが地図を見ながら進んでくれた。
出だしから急。熊笹の間を抜けたりちょっとした岩を越えたりしながら登ると開けた場所にでた。この日はあいにくの曇り空だったが、男体山や雲海を見る事ができた。さらに進み国境平に到着。ここから積もった雪の中を進み、尾根を行くと五色山に到着。眼下に五色沼、前方に白根山を見ながら休憩を取る。ここでは風が吹き抜け凄く寒かった。あまりの寒さに防寒着を着こみ、手袋・帽子を身に付ける。弥陀ヶ池に向かい稜線を下る。途中みえた小さな池が凍っていた。手の先もかじかんでくる。冬の山を感じた。弥陀ヶ池に到着すると、雪の着いた岩々の白根山がみえた。ここでこの日初めて2人組の登山者に出会った。ここから岩場のはじまり。途中休憩した際に軽アイゼンを装着。雪の積もった岩を越え、うっすらと舞う雪の中頂上に到着。晴れていれば360度の景色なのだろう。記念写真を撮り先を急ぐ。下山開始。見晴らしのよい稜線をくだり、振り返り来た道を眺めると、あそこを越えてここまできたのだと感慨深い。登り下りを繰り返し前白根山に到着。ここも晴れならば素晴らしい景色だろう。天狗平までくだり、ここからが大変だった。急坂で雪が凍っていたり泥々だったり。軽アイゼンを取ったり着けたりで下っていく。雪がなくなると、瓦屋根のようなガレ場の急坂が続く。途中崩れた場所も沢山あり、滑らない様にと緊張しながら下る。やっと下りきった所も崩れており、木製の登山口案内は倒れていた。離れた所に石で出来た「白根登山口」の立派な案内があった。最後はスキーゲレンデを喋りながら歩き駐車場に到着。帰りは硫黄の香りの湯につかり帰路についた。
(記 MT)