晩秋の鳳凰三山
日時:10/29(土)~10/30(日)
参加:5名
10/28(金)22:00 新宿→0:30道の駅にらさき 仮眠
10/29(土)05:30 道の駅にらさき→06:30 青木鉱泉→06:55スタート→10:57白糸の滝→
12:50鳳凰小屋→14:11地蔵岳→15:16鳳凰小屋
10/30(日)06:20鳳凰小屋→ 07:17.鳳凰小屋分岐→08:00観音岳→ 08:47薬師岳→
09:46御座石→11:46林道出会→12:19中道登山口→ 13:07青木鉱泉→19:15高尾
ドンドコ沢コースを登り中道を下る鳳凰三山周回コース
●1日目
道の駅から青木鉱泉に移動しスタート。ちょうどハロウィンの頃だったので、リーダーより仮装アクセント(白マスク・バニーうさ耳・白うさぎ・きつね 耳・デビル)を渡され各々身に付けて記念撮影。
しばらくは川の流れを聞きながら川沿いの林道を歩く。林道が終ると登山道に。出だしから急登。つづら折りの急登に汗ばむくらいだったが、天気もよく紅葉した木々の間から差し込む日の光が気持ちよかった。途中休憩でMちゃんからプレゼントをもらう。ハロウィンのお菓子を一人一人にくれたのだ。有り難う。
このコースには5つの滝があるそうだ。白糸滝の前でハロウィングッズをつけて記念撮影。
雪を被った枯れた沢筋にでると、前方に尖った岩山を見つける。青空の下カッコいい地蔵岳の姿がみえた。16:00迄に着かないと夕飯がでないとあり、ひたすら急登を登り小屋に到着。テン場も小屋程々埋まっている感じだった。不要なものをおき身軽になって地蔵岳まで向かうことに。小屋から1キロの案内。眺望のない樹林帯を登り続けると、パッと視界が開け真っ白な砂浜のような風景が広がる。その先にオベリスクが見える。砂のような足場で思うように足が運べず息があがった。何とか登りきるとギザギザしたオベリスクが。
間近で見ると思っていたより大きく、幾つも天にむかって突き出ていた。自然が作り出した不思議な光景だ。
南アルプスの山々をはじめ360度素晴らしい景色が見渡せる。山の名前の通り地蔵岳の道標近くには沢山のお地蔵さんが並んでいた。
頂上付近は冷たい強風、オベリスクに登ったMちゃんとリーダーを残し小屋まで下山。今日の予定は無事終了。小屋の中は飲食禁止で談話室もなく、外で乾杯するもめちゃめちゃ寒い。 夕飯はカレーでみんなおかわり。お腹が満たされたら、寒いし早々に布団に潜り込み就寝。
●2日目
5時半起床。ちょっとのんびりスタート。朝御飯はお弁当にしてもらう。
小屋横から朝焼けで真っ赤に染まった山を眺めて、今日も良い天気だなとうれしくなる。
今日は2つのピークを目指す。まずは小屋横より観音岳へ。雪のついた岩場の沢筋を渡り、ミニ梯子を登り登山道へ。今日も出だしから急登。木の幹や岩場についた雪が凍っていて滑る。地蔵岳と観音岳の分岐までくるとそこからは稜線に。雲海の中の富士山、北岳等々眺めながら進む。ここは冷たい風が吹き抜け寒かった。雪のついた大きな岩の間を超え観音岳に到着。またしても360度大パノラマ。すぐそこの山から八ヶ岳や北アルプス、行った山行きたい山がみんな見えて大満足。感動。風もなかったので景色を眺めながら観音岳山頂でお弁当を頂く。
休憩後、観音岳から続く稜線の先に見える三つ目の薬師岳に向かう。ここもまた砂のような足元だが、フラットで歩きやすい。遮るものがなく紅葉と山々を眺めながら気分が上がる。
薬師岳に到着。ここも眺望がよい。広い頂上には私達だけだった。写真撮影を終えて中道コースを下山開始。いきなり急な下り。凍っていたので滑らぬ様に慎重にいく。
このコースはひたすら急な下り。眺望もなし。1700m位からは日も差し込んで紅葉をみながらの歩きとなる。途中、御座石と名のついた大きな岩に遭遇し、みんなで岩を持ち上げてみるふり。中道登山道入口までただただ下った。そこからは川沿いの林道あるき。明るい日差しがまぶしく清んだ川の水がきれいだった。
青木鉱泉までちょっと長めの林道&車道歩きのはずだったが、川を渡渉したらショートカットできるというリーダーのもと、川を渡ろうとするが石に滑り早い流れに悪戦苦闘。みんなの協力で、何とか全員渡りきり青木鉱泉に到着。無事に鳳凰三山に登頂することができた。
温泉に入り食事をとり帰路につくが、高速渋滞がひどかったので、高尾駅にて解散となった。
天候に恵まれ、晩秋のおだやで暖かな2日間でした。
日陰や北斜面には積もった雪も見られましたが、登山道に雪はなく軽アイゼン(チェンスパ) は使用しませんでした。
参加の皆様有難うございました。
記:MT