FPHプロジェクトのFPHは,First Page of Historyの頭字語で,これま での伝統や歴史,古い悪習を一度全てリセットし,新しい滝学園・新しい生徒会を構築する事を示しています。そのため,多 くのことを1からやゼロベースでの検討もおこないます。
この度,全目標を6つのゴールにわかりやすくまとめました。
Goal1・Goal2・Goal6
校則をゼロベースで全て,徹底的に再検討・刷新します。次のようなことを考えなおしてみてはどうでしょうか。
• ツーブロック禁止
• 通学方法の細かな規定
• 靴下・ストッキング・髪留め・ベルトの色・柄・性別制限 • 運転免許取得禁止
• 校内スマホ禁止
• キャスター付き鞄の禁止
• 大雨洪水・大雪警報が出ても休校にならない
• 昼食は必ずホームルーム教室で
• 服装頭髪検査の実施
Goal3・Goal4
「行事屋」,「先生たちの手先」などと言われる現在の生徒会の,自覚がない,知らされていない,主体性がないの3ないの態度を改め,本当に生徒の自主性によって運営され,生徒の声を 生徒会/学校運営に反映させられる,本来あるべき生徒会に変え てゆきます。現在の生徒会の問題点は次のようなものです。
• HRに会計を置くという条項が完全に無視されている
• 臨時総会開催の高すぎるハードル
• 執行委員会は議会を無視できる
• 委員会間の仕事量の差が極めて大きい
• 議会が定める細則が議員に開示されていない
• 生徒会通信の定期発行の間隔が広く活動が見えづらい
• 公式の会則解釈と実情の矛盾
• 反対派の声を握り潰す横暴さ
• 自主性のなさを無視した無理な計画と混乱・失敗
Goal5
例年と同じだけの文化祭や体育祭じゃつまらない!!「円滑な」「例年通りの」「コロナ前と同じ」学園祭を目指すだけでなく,今年の在校生の創意工夫を詰め込んで,またそれを100%発揮できるようなアイデアを募集中です。
• 長月祭テーマソングを作曲公募
• 片付け日を設定し,当日終了直後に撤収しなくても良くする
• 文化祭2日目の時間延長(上に伴う)
• 体育祭に公募で若干種目追加
テーマについて皆で議論し生徒全員にとって納得できる形を探る一大プロジェクト, 滝校未来会議。Season 2では,校則の目的とは何か、現在の滝学園の諸規定の問題点は何かを議論しルールメイキングの提案方法を探る予 定です。流れとしては,現在の制度の説明や他校との比較など を解説して,その後皆さんの意見をお聞きします。そのあと, 都度採決をして,改正要求案を作っていきます。
また,諸事情あって順番は前後しますがSeason 1では生徒会の規約類を扱う予定です。
生徒会室に閉じこもって見えにくい執行委員会の活動をより 身近に感じてもらうため,一部の会合や前後の雑談などを公開 し,また誰でも参加ができるようにします。案外,執行役員と同じ目線で話してみると,いい意見が出せたり,遠慮せずに質問ができたりと,会運営にいい影響もありましょう。
本当の改革は,職員室や生徒会室からではなく,生徒全員の力で起こされるべきものです。ですので,ここがおかしい,何 かを変えたいなどと思ったときにふらっと立ち寄って,意見を 表明し行動へ移せるプラットフォームです。他の委員会と違い,常任の委員を置かず,小さな声を汲み上げるためのシ ステムを構築しました。
現在,本校ではツーブロックなどの,長髪部と刈り上げ部が 明らかに分かれた髪型は禁止されています。このような校則は 全国にありますが,これは元々,ヤンキー全盛期に学校のイ メージを落とさぬようモヒカンを禁止するために設けられたも のであるともされています。しかし,ヤンキー全盛期が過ぎて 久しい近年,これは生徒の自己表現の自由を侵害するとして 「ブラック校則」の一つとされ,東京都立学校や三重県立高校 ではこれが全廃されるなど,廃止が進んでいます。また同時 に,都立高校では,本校諸規定にもある「高校生らしい」など の曖昧な表現に基づいた生徒指導・生活指導も廃止されまし た。現在の潮流に合わせ,本校も生徒の人権を守る方向に舵を きるべきです。
本年4月の「警報発令時の規定」の改正で,生徒が取るべき 行動はわかりやすくなりました。しかし同時に,大雨・大雪・ 洪水・波浪・高潮警報が対象から外れました。これは,近隣各 校に合わせたものと説明がなされていますが,この変更で見逃 されている危険性があります。 気象庁が発表する気象警報等は,現在レベル1~5に分類さ れていますが,このとき,レベル4までに全員避難,レベル5 はすでに災害が発生している可能性が高い場合に発令される情 報です。ですので,現行の規則では,避難するには手遅れな可 能性の高いレベル5になってようやく休校になる,という制度 なのです。また,避難情報の「避難指示」はレベル4ですの で,これまではあり得なかった,「避難指示を理由に休んでも私欠扱い」が起こりうるのです。多くの人が,特別警報は警報 の一段上と考え,一部HRでは規則改訂時にそのような説明を されたということですが,大きな誤解です。それらの間には, 土砂災害警戒情報(大雨)や,氾濫危険情報(洪水),顕著な大雨に関する情報などがあり,これらは避難の基準であるレベル4で あるため,この時点またはそれ以前で休校とすべきなのです。 また,本校の位置する江南市は,全域が低平で,また学校のすぐ前に水路があるため,洪水・浸水被害を受けやすいことから,大雨警報(浸水害)や洪水警報を対象から外したことには疑問が残ります。
さらには先期の議会からの要求には,「何も変更しない」ことを決定するなど,全くもって対応する気がない点は問題です。
生徒会会則の第4条はHR役員・委員について定められてい ますが,その中でHRに2名の会計を置くことが定められてい ます。しかし現在,常任のHR役員として会計を置いているHR は確認されていません。また,同条で副室長は1名と定められ ていますが,一定人数以上のHRには副室長を2人以上置く事があるそうです。これらは,習慣化・不文律化されていても会則違反に違いはなく,憂慮すべき状況です。 他の例では,選挙規定の第7条には役員当選者はHR役員を兼ねてはならないと,また議会運営規約第33条には執行委員と 議員を兼任することはできないと定められています。しかしな がら,現職やこれまでの執行委員の中には,室長や議員であり続けた者が数多くいます。これらは,当選無効や失職にも値するような重大事項ですが,これまで声を挙げた者はいませんで した。
このような状態は,生徒会の役割を100%果たすため看過で きるようなものではありません。しかし,何もかも現状を規則 に合わせろと言っているわけではありません。まずは皆でその 必要性や意義を議論し,必要ならば実状を規則に,必要なければ規則を実状に合わせ変えてゆくべきなのです。
10月21日の終礼で夏服・合服の季節制限解除が発表されました。それ自体は良いことではありますが,一部の候補者が公約として掲げている事項を,選挙運動期間の最終日終礼で発表したことは,それらの候補に不利に働きます。また,それらの候補者の対抗馬には共に現職役員が含まれるため,「扱いやすい」現職守旧派を当選させる意図があったとの批判の声も出ています。その真偽はともかく,選挙の流れを変える可能性のある校則の改正などは,今後告示以降選挙結果発表までの期間に発表しないことを求めます。
夏服・合服の着用可能期間は現在5月1日から10月末日まで とされています。しかし近年では,冬服必須の4月の最高気温 が夏服可の10月のそれに匹敵することもあり,また暑熱順化が まだな4月には,同じ気温・湿度だとしても熱中症のリスクは 10月を上回ります。その為,春の衣替えの時期の前倒しをした り,3-4、11月に合服着用を認めるなど,なんらかの対策を講じ るべきです。
候補者に直に政策について質問いただけます。