ジャン・パウルの公共圏への関与を新聞・雑誌調査を通して明らかにする試み
ジャン・パウルの公共圏への関与を新聞・雑誌調査を通して明らかにする試み
科学研究費補助金(25K03995:基盤研究(C))
科学研究費補助金(25K03995:基盤研究(C))
論文
ジャン・パウルのフリードリヒ・ペルテスとの対決 第I報 - 文学的=政治的考察の出発点としての『ドイツへの平和の説教』-
2026/02/27
DOI: 10.32287/td00033383
大阪教育大学紀要. 人文社会科学・自然科学 74 67-82
ナポレオン戦争時のジャン・パウル・フリードリヒ・リヒターには、啓蒙主義的な世界市民と愛国的なドイツ人の二つの側面があると言われる。本論では、フリードリヒ・ペルテスとの往復書簡、とりわけ『ドイツへの平和の説教』に対するペルテスの批判を手がかりにして、リヒターの曖昧な態度の背景を探った。リヒターは、知識人として時局を論じる一方で、小説家として戦時下に作品を書き続け、文学を社会との関係から再考することになった。
発表
古典的な作品の時事性について ―ジャン・パウル・フリードリヒ・リヒター死後200年を記念して
2025/07/12
日本独文学会東海支部
2025年夏期研究発表会:愛知学院大学名城公園キャンパス
2025年は、リヒターの没後200年にあたる。これまでバイロイトでは、作家の没後、生後の記念日に大きな記念行事が開催されてきた。2013年(生誕250年)、1963年(生誕200年)、1925年(没後100年)の記念行事を紹介しつつ
1. イベントとしての文学
2. 20世紀ドイツ文化とジャン・パウル受容の関係
3. 文化政策における文学の役割
といった側面から考察した。