それぞれ、折りたたんでいる箇所を開くと、詳細の内容が出てきます。
大会にあたり、事前に読まずとも、問題はありませんが、自分の選曲における考え方や目安を示しますので、ご興味があればぜひご覧ください。
本大会は、年代・ジャンルの垣根のない出題を目指しています。
ただし、音楽には年代・ジャンルごとの特色があり、自分の得意な分野がどのくらい出るか、気になる方もいると思います。
極端に出題されない年代・ジャンルがないよう、以下の基準で調整しています。
・出題する音源の初出を基準に、「~80年代」「90年代」「00年代」「10年代」「20年代」がラウンド・セット中に最低1割は出題されるようにする
・各ラウンド・セットのうち、「アニメ系ジャンル※」は3割程度を目安とする
※アニメ系ジャンル:アニソンシンガーや声優アーティスト・キャラクターソングなどに限らず、アニメ系作品(アニメ・ゲーム・特撮作品)とタイアップした楽曲全般およびボーカロイド楽曲、Vtuber楽曲、歌い手楽曲など広い意味でアニソンに準ずるとされる楽曲。ただし、2020年代のネットシンガーのノンタイアップ楽曲は、実態からアニメ系ジャンル外とみなして考えるケースがありえますが、上記の割合に影響を与えないようにします。
各ラウンド・セットで明確な出題比率は定めませんが、実際に選曲してみての所感として、「2010年代≧2000年代≧1980年代以前>2020年代≧1990年代」が目安です。
この比率を見通している理由の詳細について、以下のとおり説明します。
・基本的に、21世紀に入ってからアニメ系ジャンルを含め音楽の多様性が大きく拡大したため、出題比率が高まることは自然と考えています。
・一方、2020年代はまだ5~6年ほどのため、他の年代より少し出題量が少なくなります。
・20世紀の楽曲についてもその重要性やヒットを鑑みながら、物足りない分量にならないよう確認しつつ選曲します。
出題する音楽については、何らかの重要性を私が捉えることができたと思うものを「基礎」として幅広く出題します。
大前提として、「その楽曲が社会的に支持されていること」が重要だと考えています。
社会的な支持をとらえるためには、いくつかの視点があると考えています。
・多くの大衆が共通して認知し、話題にしていること: 各種再生指標や口コミ、カラオケの披露状況、その他の楽曲が有する社会的な意義などを総合的に勘案し、出題を判断します
・タイアップ作品の顔として話題になっていること: タイアップ先のドラマ、映画、アニメ等の認知度や楽曲との関わり合いを総合的に勘案し、出題を判断します
・アーティストのファンダムを動かす熱量があること: 特にアイドル性の高いグループやシンガーにおいて、コアな人気やその動員力を勘案し、出題を判断します
→ これらを判断するにあたり、「売上指標」も年代やジャンルの特質を見つつ、必要に応じて援用することがあります。特に、2000年代までは音源のフィジカルな売上および音楽チャートの成績が楽曲の社会への浸透に一定の寄与を果たしていた、と捉えていることから、定量的に出題を判断することがありますが、時代が進めば進むほど、単純な売上だけからは判断できない社会的なヒットソングが出てくるので、それらを含めて基礎をカバーしたい、というのが認識です。
また、コアな人気のある楽曲やアーティストはどうしても出題されづらいと感じるかもしれませんが、音楽シーンが幅広くなっていることをとらえて、面白いと感じるものはなるべく取り上げられたらよいとは思っています。そのため、エントリーの際に自分の好きをPRしていただくことは喜ばしいです。もちろん、特定のアーティストの出題を約束はできませんが、皆さんの好きな音楽と出題される音楽が少しでもマッチし、知らなかった音楽でもよい入口になれば嬉しいですし、選曲した内容が皆さんの好き、に少しでも触れていただければ、これほど嬉しいことはありません。
「基礎」に関する捉え方にあるように、「基礎」であることは必ずしも「知名度の高い楽曲」であることとイコールではありません。
もちろん、人気の曲や有名な曲もいくつも出されますが、人気や知名度にかかわらず、基礎として出題する重要性を私自身が見出したものは出題されます。
また、人気や知名度にかかわらず出題することが、イントロクイズというスピード勝負と知識勝負を両立した面白さにつながると考えております。
なお、ふだん同名の個人オンラインサーバ「First Note」では、初心者徹底優先で、答えやすさも配慮して特に基礎的な楽曲を押し合う場を提供しています。月1回程度、不定期に実施していますので、こちらもぜひお願いします。
アニメ系ジャンルは「3割程度」と開示しています。主催の私としては、アニメ系ジャンルがどのくらい出題されるかは重要ではなく、色々な音楽が出題されうる中で、アニメ系ジャンルの音楽もいいね!と思ってもらえるのが理想です。
一方で、このくらいの比率を「多すぎる」と感じる方も、「少なすぎる」と感じる方もいらっしゃると思い、ふだん聞かれている音楽によっても、その感じ方は異なると思います。絶対的な正解はないのですが、「自分が得意な年代やジャンルがどのくらい出るか」の参考として、情報を示しています。
では、私がこのくらいの目安にしていることの理由ですが、以下のように考えていますので、ご査収ください。
・アニメ系ジャンルはキッズ向けの各種サブジャンルとつながっていたり、現代音楽の源流となるボカロ文化の隆盛とつながるなど、いくつもの重要な歴史があるため、特に重視したい分野であると考えています。
・また、2000年代から発達した「深夜アニメ」を基軸としたコアなアニメジャンルも、近年大衆化が大きく進み、グローバルな日本文化の象徴となるコンテンツが生まれてきている状況にあります。とりわけ2022年以降は、年間総合チャートのトップをアニソンが多数占める状況が続いており、ポップシーンの中枢と同化が進んでいます。
・したがって、各年代におけるアニメ系の音楽シーンについて重要と思われる楽曲を出題することには、多くの意義があると考えます。同時に、その他ジャンルにも重要な楽曲がいくつもありますので、出題比率が上がりすぎるのもよくないと考えています。
・得意な年代・ジャンルによらず楽しんでもらえることを目指していますので、何卒よろしくお願いします。
私はイントロクイズを通した音楽との触れ方を精力的に強化するようになる前は、決して洋楽を多く知っているとはいえない状況ではあったのですが、経験則的にも音楽の歴史にとって重要なアーティストや楽曲が多数あるとは認識しており、出題にも含めていければと思っています。
本大会では、わが国から眺めた洋楽シーン全体からのピックアップを試みますが、洋楽のヒットソングとしての受容には複数のあり方があると思っています。
・米国や韓国などの主要海外音楽市場における本国チャートでヒットし、大衆に多く聞かれていること
・わが国において発売やドラマやCMを通し、自国の音楽シーンとしてヒットし、多く聞かれていること
・個々のアーティストの活動を通し、「洋楽をよく聞く人」を含めてリーチする形でコアな人気を維持していること
今回は特に、自分自身の音楽の目線を広げることも大事だと思い、海外でのヒット状況も加味しながら出題する曲を厳選しているところです。
海外は当然、文化や価値観がわが国と全て同じとは限りませんので、まだまだ日本で聞く人は多くなくても、世界的に見ると重要な音楽が多数眠っていると思います。
そういった面も含めて、イントロクイズを通した知や勝負を楽しめれば嬉しいですし、初めて聞く人にもその面白さを客観的に伝えられるよう、努めたいと思っています。