訪問理学療法士として勤務していた際、身体を酷使して育児や介護をしている姿を見て、なにか力になることはできないのかと思ったのがMichiをオープンしたきっかけです。
理学療法士でありながら、ご家族に対しては、口頭でアドバイスする程度しか接することが出来ず、悔しい思いをしました。介護や育児ができない状態になってしまっては、ご家族での在宅生活は困難になってしまいます。
病院や整骨院への受診するほどひどくなる前に、自宅で生活しながら、育児や介護を続ける上での何かアドバイス出来たらいいな、力になれたらいいなと思っています。
また、最近では姿勢が気になる、呼吸が浅い、寝つきが悪い、なんとなく体調が悪いという「未病」といわれる症状で悩んでいる方がお子様からお年寄りまで年齢関係なく、多く見られています。そのような方々に、病気になる前にぜひ、一度コンディショニングを受けていただき、セルフケアでのコンディショニングを体験してほしいです。
自費リハビリとは
理学療法士
ピラティスインストラクター
Misa Matsumoto
理学療法学科の専門学校を卒業後、国家資格の理学療法士免許を取得しました。その後、整形外科内科クリニックに就職し、入院患者のリハビリだけでなく、外来リハビリも担当し、脳血管障害から整形外科疾患、内分泌疾患、慢性疼痛疾患、スポーツ疾患など多岐にわたる疾患を担当することができました。
また、介護予防施設、高校バスケットボールチームの専属トレーナー業務、障害者施設のジムトレーナーなどの業務も経験してきました。
私自身も、バスケットボールを20歳まで行っていましたが、右膝を痛めていたことにより、一時は足がしびれて20分歩くことが出来ないこともありました。2回の手術と、リハビリも経験しています。
結婚後、妊娠、出産も経験し、産後ケアに関しても実体験しながら学んできました。
育児中、訪問リハビリテーションに勤務する中で、在宅でケアしているご家族の大変さを見てきました。サービスの利用には限度があり、ご家族本人の要望になかなか応えられなかった現状に直面しました。また、外出できないご家族に対してのケアの必要性を感じてきて、何か力になることはできないか・・・。と思ったのがオープンのきっかけです。
困っている方、利用したい方1人1人に寄り添って身体のケアができるようにならないか思い、ピラティスインストラクターを取得し、フィジカルコンディショニングMichiをオープンしました。
現在、お子様からご年配の方まで年齢層幅広く、利用していただいています。病気で倒れる前に、お子様の色々な身体の訴えに困っている方々のためにも、多職種の方々との情報共有しながらのコンディショニングも行っており、少しでも皆さんの笑顔につながればと思っています。
2024年に、Michiの仕事の傍ら、「からだコンディショニング」というボランティア団体を立ち上げて、地域の方々に対して、何かお手伝いできることはないかと、子供会、ご高齢者の活動の手助けにならないかと、活動しています。また、からだコンディショニングは、福津市のキッカケラボに団体登録させていただいています。
団体活動をきっかけに、ご自宅に訪問する立場として、少しでも不安がない状態で利用していただけたら嬉しいです。