医学部受験と他学部受験の違いについて私見を述べます。
医学部受験と他学部受験の違い
他学部の受験では大学を選ばなければ自分の学力にあった進学先があります。
・同志社大学に行きたかったけれど、届かなくて近畿大学にした。
・近畿大学に行きたかったけれど、届かなくて龍谷大学にした。
他学部ではこれが出来ます。ですが医学部ではそうはいきません。私立医学部の最も受かりやすいとされる大学ですら、偏差値60でやっと合格率50%です。(河合塾の2024年度の予想偏差値より引用)
ご存知の通り偏差値は平均的な生徒の学力が50となるように計算されています。平均的な生徒とは、高2までは嫌々ながら塾に行ったり、家庭教師の授業を受けたりしてそれなりに勉強して、高3でやっと火が着いて必死に頑張る生徒です。勉強を全くしないような生徒や、本当に不得意な生徒が偏差値50なのではありません。
つまり多くの生徒に取って、普通に頑張っても合格できる大学が無いという点が医学部受験と他学部受験の一番の違いです。
それでも集団授業を選びますか?
今の時代、スタディサプリやyoutubeで予備校業界の有名講師や、そうした先生方に負けないくらい分かりやすい先生の授業が無料もしくは安価で見れます。内容は、これまで数十万、場合によってはそれよりも遥かに高額の授業料が必要になっていた映像授業と同等かそれ以上です!
また医学部受験に必要な参考書や問題集についても、各大学にどの参考書や問題集を使えばいいか、少し調べれば詳細に様々な講師が解説している動画やwebサイトがすぐに見つまります。
現在においては集団授業や映像授業を受けるだけでは、他の生徒との差別化を図ることは難しくなってきていると言えるでしょう。
プロ講師だけが出来ること
京大・阪大・神大の医学部生は「地頭の良い生徒(自分)がどう難問を解くか」は知っています。
それに対してプロ講師は「普通の地頭の生徒が医学部レベルの難問を解くための学習ステップ」を知っています。
もちろん、学生講師の方でも素晴らしい指導力の方もいるとは思いますが、あくまで一般的な話をすると、その先生が賢ければ賢いほど、普通の地頭の生徒が出来ることと出来ないことを理解するのに時間がかかるのではないかと思っています。
私の場合は自分なり指導法が出来るまでプロとして働きだしてから10年近くかかりました。
医学部を諦めたくない方や、今よりワンランク上の医学部に合格したいという方は是非、厳選プロ講師の試行錯誤の結晶とも言える個別指導を体験していただきたいと、強く思っております。