文京区を舞台にした、桃鉄リスペクトのルールのボードゲームを作ろうというプロジェクトです。
目的は、地域の子どもたちに楽しんでもらえるすごろくを制作し、ゲームを楽しみながら土地勘や防災意識を育んでもらいたいと考え、TOYO鉄~protect yourself~を作るに至りました。
作ったものは3つです。
ルールブックと、マップと、カードです。
すごろく・ゲームマップ ダウンロード
すごろく・カード4種 ダウンロード
※ サイコロや、「ちびむすドリル」さんなどでもダウンロードしていただけます。
※ コマは、キーホルダーや消しゴム、フィギュア、コインなど身近なものを使って遊んでみてください!
TOYO鉄 Sugoroku Rule Book
自分は、最近大学内で外国人との関わりを積極的に行っていた。そこで気づいたことは東洋大学には日本に興味関心がある交換留学生や外国人が多くいるということである。そして、彼ら彼女らは英語が話せても日本語はまだ勉強中であり、日本語で会話できる度合いも人それぞれである。そのため、東洋大学周辺で生活する外国人にとっては東洋大学周辺で発生し得る災害についてを学ぶ必要性がある。そのためもしすごろくマップをプレイしたいとなっても、日本語の習得率によってはプレイすることができない可能性がある。また、日本人の中には自身の英語の能力向上に意欲的な人も多く、すごろくという世界共通で楽しめるゲームを通した交流は非常に良い機会であると考える。そのため英訳版を作成することで、日本人か外国人という区別なく災害について学べるだけでなく、すごろくを異文化交流のきっかけにしてほしいというねらいがあった。
今回の取り組みで自分が実感した点は、日本語を英語に翻訳する際、場合によっては普段使っている言い回しをより簡潔にする必要があるということだ。なぜなら、日本語で文章を入力し、英語に翻訳した後、確認として英語から日本語に翻訳すると意味が全く異なってしまう場合があるという点である。加えて、実際に日本語を流暢に話すことができていてもこちらの言い回しによっては相手が混乱することがある。そのため今回の翻訳に際してもしっかりと英文が適切な形で翻訳されているかの確認は入念に行なった。自分はこのすごろくマップを日本人の異文化交流や外国人の大学周辺に関する知識理解を深めてもらうために英訳版の作成を行なった。そのためこのすごろくマップが、災害に関する単純な理解にとどまらず、上記の目的達成にも貢献してもらいたいと心から願う。 (Kento K)