3月7日から4年ぶりにネパールに行き、13日にカブレ郡マハバラット地域にあるエベレストコーヒーの栽培地を訪ねました。私にとっては3ヶ所目の産地訪問です。
カブレ郡は、サンタさんが1988年、最初にコーヒー農家育成に取り組まれた地域です。きれいな湧き水、霧の発生、朝晩の寒暖差など、理想的な栽培環境として選ばれました。首都カトマンズから険しい山道を車で片道6時間半のなかなかハードな日帰り旅行でしたが、たまたま(?)テレビ局の取材班もご一緒して、楽しい一日でした。その様子を写真でご紹介します。
香り高いエベレストコーヒーを飲みながら、山村への旅をお楽しみくださいね☕(筒井百合子)
早朝、バクタプルのファクトリーで、出発前の一杯 帰ってきたのは夜中でした。
優しくたくましいドライバーさん。ポーズもきまってる
岩石だらけの山道を延々と。雨季は危険です。この道を作るのがいかに大変だったか・・・
道中の唯一の茶店にて。食事はなく、飲み物やスナックを売っていました。
トイレは、森の中で(笑)
同行したテレビ局のディレクターさん(右から2人目) 赤いマフラーがサンタさん。
車窓からの風景。山の上の方まで民家が点在しています。
ようやく村に到着。素朴な農村のたたずまい。
家々にたなびくタルチョ(チベット仏教の五色の旗)
山間部で平地がなく、斜面に小さな集落と農園が点在。小規模コミュニティ型の農業です。
コーヒー豆の収穫はほぼ終わっていましたが、ところどころに緑や赤い実が。
栽培地を見学した後、民家でお昼ごはんをいただきました。裸足で歩けるきれいな土間です。
地鶏のカレーと、かまどで炊いたご飯。手で食べると一層美味しい!
庭には牛、やぎ、犬、鶏たちが一緒に暮らしています。
ものすごい勢いで食べるヤギたち。
小さな女の子もお母さんのお手伝い。家畜の世話もしていました。
取材スタッフにコーヒーの育て方について語るサンタさん。自分の故郷でもコーヒー栽培をやってみたいという若者達が熱心に聞いていました。彼らが出稼ぎに行かず、家族とともに暮らせるようにサポートしたい、とサンタさん
農家の人たちと「ナマステ」ポーズ。ここではコーヒーの他にトウモロコシやいろんな作物を育てています。「今年も良いコーヒー豆ができたよ。日本で飲んでくれてありがとう!」と。これからも美味しい豆を育ててくださいね。