2024年11月10日(日)13:00–15:00
弘前大学総合教育棟401講義室
公開シンポジウムは非会員でも参加可能で、かつ申込み不要です。
共に発見する、市民と科学の交差点
近年、専門の研究者と市民が協力して研究を進める「市民科学」の重要性が一層認識されるようになってきました。特に生態学や環境科学の分野では、市民が持つ地域の知識や経験が、新しい研究の方向性や問題解決への手がかりとなることが期待されています。そこで本シンポジウムでは、市民科学を実践しておられる3名の方をお招きし、専門研究者と市民科学者それぞれの立場から、市民科学における新たな価値や意義について、また専門家と市民との共同研究における課題について講演いただきます。皆様と共に、市民科学の可能性を最大限に引き出す知恵を共有し、市民と研究者がともに主役となれる市民科学のありかたを模索します。
オーガナイザー
曽我部 篤(弘前大・農学生命科学部)
講演者
辻本 翔平 (名城大・農学部)
小林 誠 (十日町市立里山科学館越後松之山「森の学校」キョロロ )
工藤 忠 (日本鱗翅学会 東北地区自然保護委員長 )
スケジュール
12:30 開場(弘前大学総合教育棟401講義室)
13:00–13:05 趣旨説明
13:05–13:35 辻本 翔平(名城大・農学部)
日本の四季の変化を未来につなぐ -市民とともに歩む生物季節モニタリングの始動-
13:35–14:05 小林 誠(十日町市立里山科学館越後松之山「森の学校」キョロロ )
里山の生物多様性をみんなで探究する -自然科学館が育む市民科学-
14:05–14:35 工藤 忠(日本鱗翅学会 東北地区自然保護委員長)
白神山地の蛾類調査 -ライトトラップで得にくい種への工夫-
14:35-15:00 総合質問