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令和7年新法被 誇りを身にまとう証
この法被のデザインは、祭りという一大行事の中に流れる 「陰と陽」「動と静」の調和を表現しています。
にぎやかさと厳かさ、興奮と冷静――それら相反す力が交差し, ひとつの「輪」となって人々をつなげる。
背に大きく描かれた円(えん)は、人と人とのつながり、 地域との、そして代々受け継がれてきた伝統の「和(わ)」を象徴しています。
細かく走る 模様は、動きのある線が静けさを内包し、 見る者に落ち着きと力強さの両面を印象づけます。
この法被は、ただの衣装ではありません。
それは、ひとつの祭りを通して育まれる心―― 「和」を重んじ、「輪」をつなぎ、 「陰と陽」「動と静」を受け入れる
そんな私たちの誇りを身にまとう証なのです。
令和7年 榎太鼓会 法被新調委員会
「まつり」されど「まつり」・・・
残したいものがあります、伝えたいものがあります。
怒り・喜び・悲しみ・笑いとさまざまな思いを引きずって「祭り」は継承されてきました。その歴史には、憎しみ・争い・喜び等々さまざまな人々の思いをからませながら、また、幾度となく存続の危機を迎えながら今日に至っています。
榎ふとん太鼓は、堺市の中心都市である堺東東方の榎校区に位置しており、方の災いを取り除く方違神社を氏神様とし、秋の祭礼には現在地元唯一のふとん太鼓として、方違神社秋季祭礼に宮入・奉納させていただいております。
堺市の政治・経済の中心地として、堺市の発展と共に成長を遂げてきた当榎地域においても、各中心都市で見られます少子高齢化・都市化の影響は避けられず「祭り」を支える中心年代層が、年々、他都市へ流失していく都会の過疎化現象が起こっています。
人が、自分を育て、はぐくんでくれた「ふるさと」を離れることは、それだけで地域に対する「地縁性」を失い「ふるさと」に対する「思い」「情熱」さえも薄れさせます。しかしながら、この地域を離れた仲間達にとっても「祭り」があるから、そこに行けば「なつかしい笑顔」 に出会える、旧知の人々と「気持ち」を交わせることができる、という現実は、たとえ、この地を離れ帰る場所が無くなっても「祭り」そのものが「ふるさと」であり、また同様に地元に暮らす者達にとっても「祭り」そのものが重要なコミュニケーションの場になっています。
今日まで、思考錯誤を繰り返し、さまざまに運営母体を変えながらも、榎地域にふとん太鼓という「祭り」・・・・すなわち皆の記憶の中の 「ふるさと」を残していただいた事は、先輩諸氏に対して、現在太鼓台を引き継ぐ者一同、心より感謝を申し上げるものであり、この伝統を絶やさず、次の世代を引き継ぐ者達へ「祭り」を伝え・残して行くことが、先輩諸氏に対する恩返しだと思っております。