ともにいきるということ
ともにいきるということ
2010
素材/技法:さつまいも、成長記録写真、瓶に株分けした苗、机、電球、真鍮、器(佐々木清美作)、ワイヤー
The Art of the Living with
2010
a sweet poteto, documentaly photographs, and so on.
*A white plants pot made by Sasaki Kiyomi.
2010年5月25日〜30日 、コンチネンタルギャラリー(札幌市)で開催されたグループ展「金工展」(主催 北海道教育大学美術コース金属工芸研究室)に出品した。
2009年8月から大阪に一ヶ月の滞在をした。そこで知り合った友人の家にあったさつまいもから芽が出ていた。
9月にそれを持ち帰り、北海道の厳しい寒さが和らぎ雪が溶けるまでの9ヶ月間を家で共に暮らした記録を展示した。私に短期滞在や引っ越しなどが重なり、短い期間で友人の家々や実家、アパートなど計6カ所の家を転々とした時期の記録でもある。
家を泊まり歩く居候である自分が、さつまいもという無力な居候を抱えている、不思議な冬だった。
展示後
展示後
展示後、展覧会を見にきた別の出品者のご家族のご好意で、さつまいもは持ち帰られ、畑に植えられた。
2010年6月 定植
2010年10月 収穫
最後までご報告くださった町嶋真澄さんとご家族に感謝します。