WHO・Johns Hopkins大学
FAMILY PLANNING 提供者のためのグローバルハンドブック 第4版 2022年版
第3章 緊急避妊薬
FAMILY PLANNING 提供者のためのグローバルハンドブック 第4版 2022年版
第3章 緊急避妊薬
本サイトは、緊急避妊薬に関する、科学的で信頼できる知識を日本社会に提供するために、WHOとJohns Hopkins 大学の刊行した、家族計画に関する世界的な最新のハンドブックうち、該当する章(第3章)を、全訳して掲載しています。
翻訳は、明治大学教授平山満紀と研究室の翻訳チームがおこない、医学の専門家に専門用語などについて詳しい監修をおこなっていただいています。
本書全体の翻訳を現在進めていますが、日本社会での緊急避妊薬の市販化に関する検討が、人権と科学的知識とエビデンスに基づいてなされることに寄与したく、第3章の翻訳を先に公開しました。2025年8月、緊急避妊薬の市販化が実現したのは大きな前進でした。しかし薬剤師の面前で服用しなければならないなどの条件は、本書の内容とは異なっています。緊急避妊薬をもっと使いやすくし、より確実に女性達の身体と心を守るためにも、本書の内容を多くの方に知っていただきたいと思います。
翻訳、公開はWHOとJohns Hopkins大学の指針に基づき、これらの機関の許可を得ておこなっています。
WHO & Johns Hopkins 大学『 FAMILY PLANNING 提供者のためのグローバルハンドブック 第4版』2022年 第3章 緊急避妊薬 翻訳のPDF版はこちらで見られます。
WHO & Johns Hopkins univ. FAMILY PLANNING Global Handbook for Providers, 4th edition, 2022 原文はこちらからダウンロード可能です。
以下は翻訳に関する注意です
・ページ脚注は、日本語の読者のための訳注です。*は原注です。
・本文中にある参照のページ数は、原文のページを指す場合は原文〇頁、訳文の場合は単に〇頁としています
・WHOとJohns Hopkins大学との翻訳の契約時に、原文を一切変更や省略しないよう約束しているため、日本では使われていない避妊法などについても原文のまま記載しています。