2024年11月26日、勁草書房より『認識的不正義ハンドブック:理論から実践まで』が出版されました。
ミランダ・フリッカーの著作以降に蓄積されてきた諸研究の紹介や批判的検討から、日本での様々な認識実践でみられる特有の不正義の形態に関する分析まで、様々な内容が盛り込まれた作品となっています。章のあいだでは解釈の違いなどもあるようで執筆者の間でよい緊張もあるように思います。「あとがき」では、編者の神島裕子さん、榊原英輔さん、私、三木那由多さんに認識的(不)正義について語っていただき、認識的(不)正義概念についての多様な見方が感じられるものと期待しています。
今後、内容の修正がありましたら、こちらでお知らせいたします。