愛媛大学 理学部 生態学研究室
研究内容
愛媛大学生態学研究室では、分子・個体・個体群・地域の生態系・世界の古代湖・サンゴ礁生態系に至るまで、主に水域をフィールドとして、生物の進化や生態について研究を行っています。私たちの身近にある小川や海岸にも様々な生き物がくらし、その一つ一つが重要な役割をになって生態系を形作っています。わたしたちヒトも生態系の一員で、生態系から様々な恩恵を受けながら生きています。当研究室では、生態系の仕組みや役割を解き明かしていくことを目標に研究を行っています。
NEWS
2024.04.01 教員3名、PD1名、研究生1名、M4名、B4 8名が研究室に配属され研究をスタートしました。
2024.04.01 准教授の大戸夢木先生が着任されました。
2023.09.03 M2の水谷拓斗さんが日本魚類学会年会にて優秀ポスター発表賞を受賞しました。講演演題「両側回遊性ヨシノボリ類の水田回遊の可能性」
2023.05.07 愛媛県の野生希少動植物種マツカサガイが住む西条市の農業用水路で、例年行われるいで掃除に、9名の院生と学生さん、畑が参加して、マツカサガイとその生息環境の保全にあたりました。
2023.04.15 大森先生、中島先生のご退職祝賀会が対面で開催されました。100名を超える方々が北は北海道、南はフィリピンから集まられ、大盛会となりました。
2023.04.01 PD2名東垣大祐博士、山田寛之博士、M1 2名、B4 8名が研究室に配属され元気に研究をスタートしました。
研究テーマ
等脚目ウオノエ科の系統進化
ニホンウナギの保全生態
なわばり性藻食スズメダイとサンゴ礁域の生物多様性
渓流性サケ科魚類 アマゴ、イワナの競争関係
藻食性シクリッドの適応放散
網状流路におけるオイカワの流路選択
松山平野におけるヤリタナゴとアブラボテの交雑
ハゼ科魚類の回遊生活史とその生態的帰結
ハゼ科仔魚の進化生理
教員
教授
井上 幹生 INOUE Mikio
河川生態、魚類、生息場所構造、分布様式、環境改変、河畔林、野外調査
博士(農学) 北海道大学
inoue.mikio.mj_at_ehime-u.ac.jp
(@は迷惑メール防止のため_at_にしています)博士(人間・環境学) 京都大学
hata.hiroki.mk_at_ ehime-u.ac.jp
(@は迷惑メール防止のため_at_にしています)准教授
大戸 夢木 OTO Yumeki
回遊、魚類、生活史戦略、繁殖生態
博士(理学) 京都大学
oto.yumeki.fp_at_ ehime-u.ac.jp
(@は迷惑メール防止のため_at_にしています)OB 教授
大森 浩二 OMORI Koji
水域、生物学、生態学 、数理モデル
博士(理学)九州大学
OB 教授
中島 敏幸 NAKAJIMA Toshiyuki
生態進化学、理論生物学、生命記号論、共生関係
博士(理学) 東北大学
メンバー
研究室の日々
毎週月曜日の各研究室合同の全体ゼミと各研究室の個別ゼミで週2回精力的に各人の研究について議論しています。各研究室のメンバーが分け隔てなく議論を交わせる場を作ることで他分野からの視点を取り入れ、研究の幅を広げていくことができるようになっています。日々の生活の中では、研究だけでなく、コーヒー等を飲みながらの雑談を交えつつ、様々な話題で学生・教員が気兼ねなく会話できる環境を作っています。また、年間行事も豊富で、春はお花見、夏はビアガーデンなど四季折々の行事を研究室のメンバーで楽しんでいます。さらに、1年に一回、OB・OGを招き親睦を深め、就職について楽しく談話する「ごりこん」が行われ、世代を超えた交流も行っています。(OM)
卒業後の進路
京都大学理学研究科
リンク
愛媛大学 www.ehime-u.ac.jp/
愛媛大学理学部 www.sci.ehime-u.ac.jp/wp/
愛媛大学理学部生物学コースhttps://bio.sci.ehime-u.ac.jp/bioHP/
アクセス
〒790-8577
愛媛県松山市文京町2-5愛媛大学理学部生物学科生態学研究室
卒業メンバー
東垣大祐
TOUGAKI Daisuke
風間輝龍
KAZAMA Kiryu
大西 満希
ONISHI Mitsuki
春原 彩花
SUNOHARA Ayaka
髙野翔太
TAKANO Shota
山本 貫太
YAMAMOTO Kanta